4月の下旬、花屋に立ち寄り、花の苗を選んでいるときに片隅に置かれた胡蝶蘭に目が留まる。
咲き終わった苗で、売れ残り、花枝を切り落とされ葉だけ。値段は300円。売れなければ捨てられる商品だろう。
300円の咲き終わりの蘭の苗
気になってしまい、買い求めた。木の鉢に入れられていて、鉢も入れてもらう。これはおまけにしてくれた。
植え替え前に、ももじろうに工作をお願いする
木の鉢に穴をあけはりがねを通し、高い位置に掛けられるように工夫して、夏場の対策をした。
根を確認。丈夫な良い根で、ポリポットのままでもよかったかしら。と思いながらミズゴケで根を包みなおして肥料をくるむように入れて、できたばかりの木の鉢に植えなおした。
それを1メートルの高さの柵にかけて置いた。これは蘭の夏越し
大規模修繕中で、掛けていた鉢が下に落ち、葉が折られたりしたので、ぶら下げる場所を変えたのが5月上旬。
場所を変え、今度は1メートル高さの植栽横のフェンスに置いてみた。葉には植栽の葉がかぶり直射日光には当たらない。
切り取られた花枝の2芽目から花芽が伸びていた
まるでバラの枝のように段を作りながら花芽が伸びるのだと感心していたら、その花枝が折れていた。アスパラの茎のようにポキット折れて、先がない。機材か何かが当たったのだろう。
折れた先をバラの剪定のように芽の近くでカットしてみた。
もうだめだろうと思っていたらその下から、又花芽が伸びてきて、、、。
この苗はどうしても開花したいらしい
枝に花芽をたくさんつけた。植栽の剪定作業があった時は鉢を移動し保護した。
この暑い時期、開花している。
昨日は、垂れた感じだった。花は7つ付いている。
本日は満開。気品がある。花びらの上を、蟻が落ちずに動いている。
この花を咲かせるまでに、3枚以上の葉を失い、残っているのは3枚だけ。
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