10連休5日目―移動日介護に疲れた

介護
stevepb / Pixabay

本日も雨、出掛けるか悩む。ももじろうに背を押されて実家に行くことを決意。まずは母の入院先に顔を出す。という事を決めた。

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母はリハビリ病院に入院中

本人の意識はしっかりしているものの、娘の意見には耳を傾けず。隣に入院している方の親族は介護施設は幾つもある。どこでも入れる。という。確かに介護施設はたくさんある。たくさんあるが、実際は入所の順番待ちが多くてすぐに入所できる施設はない。すぐに入所できる場所があったのにそこは嫌だという。そうしているうちに介護度が上がってしまい、そこの入所は条件が合わなくなってしまった。こうして探してきてもそこは気に入らない。

隣の方はすべてを親族が決めている。隣の本人は、それに意見を言うのか?と問い詰めてしまう。

どこでも入れると言うなら、隣に人に相談して自分達で探してみたら?と提案してみた。父も同様で、介護はしないと宣言している。本人はもう少し頑張れば何とかなる。というのだが入所中に介護度が上がっている状況を理解していないと思う。

堂々巡りの話しに疲れてきた。

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お金の話

これも辻褄が合わなくなっている。父は生活費が必要だといい、それを渡してもまだ足りない。という。通帳と印鑑がないと騒ぐが、隠した場所を忘れてしまう。

しっかりしているはずの母も父にお金を渡せしていないのかと責めてくる。「十分渡しているけれど、無くしてしまい、ないと騒いでいる」のだと説明するがそれが理解できない。

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介護疲れ

狭い社会で生きてきた両親。突然世間に放り出されて戸惑う。自分で暮らしている時は自分のルールでなんでも決めることができた。不自由になり他人の支援が必要になり、他人のルールで決まることに納得がいかない。

その間に立つ家族も物事の理解度が異なるので、話がすすまない。メインを決めたならそれに従えばいいのに、その時はそうすると返事をしながら後でくつがえす。励ましも大事だが、ご機嫌取の意見を一方的に信じさせてしまった。そうなら夢の実現を叶えるのはそういった本人だと思う。言われたことをすればいいのだと思う所まで冷静になってしまった。

感情で介護はできない。そうなれは自分の時間は無くなる覚悟が必要だと思う。そうしないために話し合ってきたはずなのに、説得する立場の介護者が母に同情してしまってはどうすることもできない。同じ立場になることはできない。