70歳になったらやること3の2 出て行くお金

先達ブログ

いつもジルがお世話になっております。世帯主で主夫のパートナーです。

 

「老後を豊かにシリーズ」70歳になったらやること3の2   2022年3月9日

 

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90歳迄生きる時2

 

前回、70歳夫婦・標準家庭の月手取り額は約20万円だと書きました。

国民年金世帯なら12万円未満?

 

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基本は質素な暮らし

75歳で始まる後期高齢者医療保険代の年金からの天引きは、

それまでの国民健康保険と相殺と考えれば、受取る年金額が減る

と言う心理的側面以外に実害はありません。

 

必要なのはまず各戸の家計支出を把握すること、

それが無いと、配偶者が家計の赤字を埋める為に密かに借金を

作っていた場合など問題の先送りに過ぎません。

いつか破局がきます。遺産でもドーンと転がり込まない限り。

 

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出を制する

 

かんたんなことですが入りが限られたとき次の手は、出を制するです。

我が家は、私が65歳定年以降、ジル大蔵大臣の厳命で、

中元歳暮をストップ、コロナで冠婚葬祭費用が(都合良く)なくなりました。

保険を県民共済に換える件は、60歳~64歳で済んでおります。

他に各戸で減らせる物、義理的付合い支出、近くに図書館が有るときは図書費

読みたい本はネットで予約できます。全部が有るとは限りませんが。

今時の図書館はWiFi も整っていますしエアコンも入っています。

今年の夏は、午後図書館でブログ書こうかと計画しております。

(電源付きの席は我が家近くの図書館にはありませんでした。他にはある時も)

等々これまで使っていた支出をカットできるか再点検しましょう。

 

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出を制してはいけない科目

 

1.食費は、健康を維持する絶対条件です。米・魚・肉・野菜・乳製品等

必要なものは、上手に(安く)買う節約はしても、買わない節約は無し。

 

2.電気代(暖房費・冷房費)、健康でいる為に冬場18℃以上、夏場25℃以下

を実現するのに必要な電気代(時に、石油代⇒他理由でももじは石油ヒーター

をお勧めいたしませんが・・。)は節約せずに使いましょう。

ここで増える電気代は、貴方が1・2カ月

長生きすれば、それで貰える年金で充分おつりが来ます。

近頃、夏場クーラーが有るのに使わず、熱中症でなくなる方のニュースが

ありますが、皆さんも上記下線引き“ももじ論”で行ってください。

冬暖かい家と、夏熱くない家の実現は最優先事項です。

その為我が家が行ってきた断熱の話はこちらのページをお読みください。

 

3.楽しみの予算、楽しみ無くては生きている意味が無いのでこれも削りません。

中身は人それぞれなので使える範囲でお楽しみ下さい。

 

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臨時出費

毎月の家計赤字を補填する「貯金」でなく、楽しみと臨時出費の為に貯金を

使いましょう。月度家計の赤字は、支出を考え直して対応する。

ネットでやっている家計相談に応募するのも手かも、ファイナンシャル

プランナーが詳細に応えてくれます。

その為には、支出明細をしっかり把握することが条件です。

 

臨時支出とは、(皆様各戸で買替サイクルを考え概算を算出してください)

1)持家の修理・リフォーム費、畳表張替、固定資産税

普通持家は、マンションの様な修繕積立金を準備しませんが

家の修繕・修理用資金は別勘定で蓄えておくと良いです。

理由はとても簡単で、金額が大きいから(最低数十~数百万円)

2)故障家電の買替費用(今は、直すより買い替えた方が安い)

3)車の保険・税金、故障・買替費用(都会では不要でも、田舎で車は必要)

4)病気怪我治療、入院・手術費用(高額の場合は別記事ご参照下さい)

高額医療費制度、申請

5)家具じゅうたん買替・ソファー/椅子の張替、カーテン新調費用

6)その他、各家庭固有事由

 

以上とお楽しみの為の予算として、とりあえず貯金額を余命20年(又は

令和2年の70歳平均余命の16年、1年先はまた伸びますが)で割った時の

1年予算金額で、凸凹有っても毎年が回れば良し。

毎年締めて、ある程度の余り金が出るのが理想。だから8割執行がグー。

後に残る人がいる場合には、そちらの余命年数も考慮する必要が

ありこの計算は少しややこやしくなります。最後に付録で付けます。

 

これらすべては、介護が必要になった時にまつわる支出(施設入院、

家の改築、介護ベッド購入等)は全然含んでおりません。介護が必要に

ならないように高齢による虚弱や認知症に注意した生活を続けて下さい。

介護保険と言う保険がありますが、70歳を過ぎると5年ごとに保険料が

倍々に上がります。倍々の保険料払うか、健康を保つかはあなた次第。

 

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足らない時

 

回らないと言う答えが出たら、入りを図るか、出を止める。

しかありません。足らない時は長生きのリスクに対する準備が必要です。

 

森永さんが提唱した、月額1人5万円、2人で10万円稼ぐのはいい

アイデアと思いますが、“好きなことで”と言う条件は引っ掛かります。

今50歳、60歳の人の定年後の話でなく、70歳は今採用したいです。

 

例え70歳でも足らないんだったらしょうがない。働いて稼ぐ!です。

仕事は好き嫌い言わなければあります。主に体動かす仕事かもしれませんが

事務系の仕事もあるかもしれません。よく探してください。

 

【今からできる年金+10万円生活】森永卓郎氏が伝授する年金減額対策 月額5万円を得られるような生活を(1/3ページ) – zakzak:夕刊フジ公式サイト

 

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老後の費用が足らない時に

 

リバースモーゲージローンと言う商品を銀行等が売っています。

「団体信用生命保険の加入ができない」、「金利の変動リスクがある」

に加えて、大都市の戸建以外ほとんど審査を通らないの問題があり。

生活費の補填と言う目的に使うのは甚だ不健全。

 

株も含め、世間で儲かると宣伝してる商品に手を出してはいけません。

儲かるのは貴方ではなく、それを貴方に売りつけた人です。

何回も言いますが、寅さんの言う『地道な暮らし』で、

汗して稼いだお金で暮らしを立てるのが確実な道です。

 

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結論

 

幾つまで生きられるかは、天が決める事ですが、

その日まで淡々と悠々と過ごせるように、

暮らしが回る資金を用意出来たらいいですね!

 

我が家では、ジルも私も宝くじをいつも買っておりますが、

これが当たらないんです。(私の宝くじは、瀬戸信用金庫「夢定期」で自動購入)

まァ、それを当てにしないのも矜持のある生き方ですが・・。

笑って頂いたところで終わります。

ご意見・ご質問が有るときは、コメント欄にどうぞ!

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付録:余命から月々使える貯金額計算

例:貴方が70歳、配偶者65歳、貯金2,000万円で計算したら

お2人の時には6.6万円。あと9年1人の時3.3万円

9年間1人がさらに伸びた時は、8割執行の余りで調整。