ももじろうです。
いつもジルがお世話になっております。世帯主で主夫のパートナーです。
「老後を豊かにシリーズ」壊れ物のfragileと老人のか弱い(弱弱しい)frail について
梱包した箱に貼る注意の「ワレモノ」は、FRAGILE
英語の辞書によると、ガラス器を輸送する時、梱包した箱に貼る注意の「ワレモノ」は、FRAGILEで老人の衰弱状態はFRAIL フレイルと言う。
人間に対してFRAGILE を使うのはその人の精神状態が「壊れる/壊れた」時。
フレイルは英語圏でも日本でも、現在立派な医学用語
アクティブ・シニア*「食と栄養」研究会、桜美林大学の鈴木教授が運営委員長を務める
ページでは次のように紹介されています。
日医かかりつけ医機能研修制度 平成28年度応用研修会
3.「フレイル予防、高齢者総合的機能評価(CGA)・老年症候群」
日医かかりつけ医機能研修制度 平成28年度応用研修会東京大学 高齢社会総合研究機構 (ジェロントロジー:総合老年学)
准教授**飯島勝矢 が発表された50ページのPDF解説では「自立」と「要介護」の中間の「要介護に進む状態」としています。
**飯島准教授:高齢者、特に80歳以上の高齢者が要介護になる原因は、病気になるよりも、むしろこのフレイルが原因であることが多い。精神、身体、社会での低下が心身の自立を妨げよ介護状態になると分析しています。
「食と栄養」研究会:「フレイル」から「ロコモ」に
ロコモとはロコモティブシンドロームの略で、筋肉や関節・骨など運動器の衰えにより、「歩く」「立ち上がる」といった移動機能が低下する状態を指します。進行すると介護が必要になったり、寝たきり状態に
「ロコモ」から「サルコペニア」へ
サルコペニアとは、ロコモティブシンドロームの構成要素のひとつで、主に加齢によって筋肉量が減少し、筋力低下や身体機能が低下すること
急速に生存率が低下する年齢は、75歳以上から80歳以上へ
一方、寿命とは別に生存数から見てみると、保険・医療・福祉が未熟な1947年では生存率が限界寿命に向かってほぼ直線状に低下しています。
しかし2005年では65歳から74歳の前期高齢者であっても生存率は高く維持され、75歳以降の後期高齢者のあたりから急に生存率が低下し、最後の限界寿命に近づくと全員が死亡していることがわかります。
2030年頃になるとさまざまなデータから健康度の高い団塊の世代が入ってくるため、現在男性約75歳あたりにある急速に曲線が変化する点が右側に約5年ほどスライドする可能性が高いといわれています。
平均寿命の延伸、生存率曲線の変換点の右スライド化に伴い、「虚弱」「ロコモ」「サルコペニア」のリスクが高まり、「要支援、要介護状態」となる人々も増えていくと予測されます。そうならないよう、健康なうちから予防的な対策をとることがきわめて重要です。
限界寿命
哺乳動物の場合、限界寿命は、体重とカロリー消費量によって決まると考えられています。一般的には、成熟するのに要する 期間の6倍を目安として計算されます。人間の場合は、大人(成熟)になるまでに約20年かかることから、約120歳が限界寿命と考えられています。
先日書いた、老後資金の考え方も元は健康であればの前提条件で仮に、入院・疾病、要介護等健康寿命から逸脱すると、もう必要資金が増えて大変です。
その為に一番大切なことは、食べる/食べれる(日本語的におかしくてもこの言葉が一番ぴったり来るのでこのまま)状態を保つ為、歯を歯周病や虫歯で失わないことをまず今日からでも何かするなら始めましょう。⇒歯医者へ行き歯石を取ってもらう。
フレイルは自覚により先に延ばせます。ころりと行くためにも頑張りましょう!
コメント