医者とは NHKイタリア医療ドラマ” DOC” ももじろうの致仕風靡 20230123

致仕風靡(ちしふうび)

ももじろうです。いつもジルがお世話になっております。

世帯主で主夫のパートナーです。

医者とは ももじろうの致仕風靡 20230123

 

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イタリア医療ドラマ“DOC”

 

NHK本放送で毎週日曜日午後11時から放映中のイタリア医療

ドラマ“DOC”にはまっております。実際に記憶を失った医師の話が元。

通常この手の番組は、BSで放映されるのですが、今回は本放送で

しかも午後11時からと、昔BSの“ER”と同じ時間帯です。

(ERのグリーン先生がハワイで死んだ回は本当に悲しかった)

イタリアはじめ各国で高視聴率を稼ぎ、いま日本で放映中の

シーズン1(16話)のあとシーズン2(16話)があり、今シーズン3を

制作中とか、日本でシーズン2、シーズン3をいつ放映するかは未定?

今回1月22日に放映された、「二度目のチャンス」で、主人公の元医長

今見習いのアンドレアが“医者とは”について脱線事故対応の中疲れ果てた

内科の皆に話しかける本シリーズの白眉と思われるシーンがありまして、

お気楽にテレビを視ている私もつい、元医長アンドレアの話をきいて

その気になりましたので、皆様にもおすそ分けしたいと思います。

 

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“医者とは”

 

番組後半:

患者が出血多量で死んだ事について医長のマルコが内科の医師たちに

『なぜだれも手を貸さない!』と責め、『今この病院は訴訟問題を抱えて

いるので、今日みたいな日こそ最大限の成果を上げる努力をしなければ

ならない!たのむよ!』と皆の協力を要請すると、一呼吸おいて

隅っこの床に座り込んでいたアンドレアが突然、マルコに尋ねた。

 

『君はどうして医者になったんだ?えっ!』

マルコが茶化して応えた『白衣が似合うから、急にどうした』

アンドレア『なぜ医者を志した。家族を喜ばせ、最大限の成果をあげるためか?』

マルコ『まてよ!単純に言えることじゃないだろう』

アンドレア『そうかな、、、、、、ヒポクラテスの時代と同じだ。

医者がいて、死と言うとんでもないくそ野郎がいる。

今日みたいな日は特に、どうにもできない気がするだろう、

でも違う、我々がいる

散々本を読み、学び、実践して考えた、その全ては死に向かっている

こう言ってやるためだ!今日じゃない!

 

患者の状態がどんなに絶望的であったとしても、今日じゃない!

 

患者自身がもうあきらめていようと、今日じゃ な い !

 

時には屈することもあるだろうが、だけどそれは個人の問題じゃない!

皆で助け合うべきだ!

どんなにいそがしくても!どんな人生が患者を待ち受けていようと、

大事なのは、、何故僕たちがいるかだ!

くそ野郎(死)と、、、患者の間に入る、、、それが医者だ!

 

ここまでアンドレアが話した時、救急隊員が声をかけてきた

『失礼!救急者が4台到着した』と声をかけてきた。

アンドレアが一声『仕事だ!』と声をかけると皆が患者を診る為席を立った。

 

1月22日(実は既に23日でしたが)は布団に入ってすぐに寝つけました。

 

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ヒポクラテスの誓い

 

参考資料:ヒポクラテス(紀元前460年ごろ – 紀元前370年ごろ)の誓い

lec.med.nihon-u.ac.jp › Syllabus › ShareFileヒポクラテスの誓い

私はここに医神アポロおよびすべての男神と女神にかけて、この宣誓と聖約書を私の能
力と判断力のおよぶ限り全うすることを誓う。
私は医術を私に授けた人を自分の親のように敬まい、資産を共にし、困っているときに
は必要なものを用立てる。またこの人の子孫を自分の兄弟のようにみなして、彼らが学びたければ報酬や契約なしにこの術を教える。私は自分の息子だけでなく、私の師の息子と医の掟に則る聖約と宣誓に縛られる弟子にも、指針を示し講義を行い指導法をつくして医術を授ける。
私が採用する養生法は、私の能力と判断に従って患者のためになるべきものであり、患
者に害悪をおよぼすものであってはならない。たとえ懇望されてもだれにも致死薬を投与しない。またこのようなことを勧めることもしない。とりわけ婦人の流産の手助けをすることはしない。どの家を訪れてもそれは病人のために行くのであって、あらゆる悪行や不正行為は差し控える。とりわけいかなる誘惑の行為も慎む。これは相手が男でも女でも、また奴隷でも自由人であっても同じことである。患者の診療の際あるいはそれ以外の場でも個人の生活について見聞したことはどんなことでも言いふらすべきではないが、このようなことは神聖な秘密として沈黙を守る。私の生活と医術をいつまでも清らかで神聖なものとする。
もしこの誓いを全うしてこれを反故にすることがなければ、常にすべての人の信望を得
て生活と医術の両方を享受できる身にならんことを。もしこの誓いにそむき、これを破るならば、逆の運命のもたらされんことを。