“前立腺肥大症グリーンレーザー手術” こんなに快適ならもっと早く手術すればよかった! 20220112

先達ブログ

いつもジルがお世話になっております。世帯主で主夫のパートナーです。

 

「老後を豊かにシリーズ」こんなに快適ならもっと早く手術すればよかった!

ももじろうの“前立腺肥大症グリーンレーザー手術”顛末記、その1

 

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PSA値が(指標の4以下を超え)4以上に

 

ことの始まりは、一昨年の会社健康診断で、4以下が健康のPSA値が4を超えたこと。

4を超えると前立腺がんの疑いが出ます。ので、再度血液検査をしました。

結果は同じの4以上、問診した女医さん曰く「少し、様子を見ましょう」

 

心配だったので、大学病院の泌尿器科を受診し検査してもらいました。

結果は同じで、担当医曰く「少し、様子を見ましょう」

その後、3カ月毎に検査を続けましたが、4以下が出ることは有りませんでした。

(今回の手術のための検査でも6以上)。+途中で、最初の先生が辞められ担当医交代。

 

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直腸側から針打つ、前立腺がん検診

 

埒が明かないので、昨年夏に直腸側から針で(16か所)細胞を取ってみるがん検診をうけました。

正式名:経直腸前立腺針生検。 病名:前立腺Carの疑い。carcinoma癌腫(がんしゅ)略

結果「辺縁領域」(昔の言い方の、外腺)に前立腺がんの兆候なし。よかった!よかった!

 

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前立腺肥大症解説ページ

 

前立腺がんが前立腺の辺縁領域にできる件含め以下お知らせする名医と評判高い以前

名古屋大学医学部、現在中京病院の後藤百万先生(前立腺肥大症ガイドライン作成メンバー)

の前立腺肥大症解説ページお読みください。大変解かりやすいです。

そのページ中の白眉の一文がこれ

前立腺肥大症は長い時間をかけてゆっくりと進行します。

しかし、きちんと治療すれば、怖い病気ではありません

前立腺肥大症の原因・メカニズム [前立腺の病気] All About

 

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手術に至るには、ステップが必要

 

その後、夏の終わりに前立腺肥大症の症状の一つの、「尿を出したくでも全然出ない」症状が激しくなり、夜中にトイレでうなる日がつづいたので、3カ月毎の検診予定を  踏み倒して(一応電話予約はしましたが)急ぎで受診し、泌尿器科受付の横に立てて ある宣伝看板の「レーザー手術をしたい」と申し出ました。

が、先生は「まず、薬を飲んでみてください」かわされました。

後になれば、これが手術に至る通常ステップだったのですが・・。

 

前立腺の緊張を和らげ排尿を促す薬、α1遮断薬の(市販名)フリパス25mg を貰い

服用を開始しました

服用は25mg,50mg,75mg つまり1錠飲むか?2錠飲むか?3錠飲むか?の3タイプあり、

私は毎朝食後2錠(50mg)飲む指示でした。これを約3カ月続け、11月に1月の“手術”を仮決めし、12月“術前検査”することに!手術日までフリパスの服用は続きました。

 

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手術に関する説明は・・

 

12月血液検査、尿検査含む検査後、担当医より聞いていると“この手術止めようか”と 思えてくる“診療行為に関する説明”(手術・その後の経過でのリスクの説明)が長々と ありました。聞いていると顔が青ざめる迄はなくても心の動揺を隠せない!

最後に質問有るかと聞かれたので、「たとえそれが低くても問題が起きる可能性が  否定できないからこのような説明されるのですよね?」と確認後、同意書にサインして“手術”Go!

正月明け一番に(コロナの唾液検査して⇒陰性)“手術”に臨みました。

 

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最後の判断は、良い結果になると念じて決める!

 

今回の決断はちょうど、第二次世界大戦で欧州戦線に投入されたハワイの100や442日系二世部隊の(考えているだけでは前に進めないから、当たって砕けろ!)「Go for broke!」

もっとも、実際に砕けるのは肥大化した前立腺でしたが・・。

 

今回受けたグリーンレーザー(PVP)手術は、2011年に保険適応になっていますが、

2011年の前立腺肥大症診療ガイドライン推奨では“B”でした。

当時“B”の理由は手術実績数が少なかった為で、2017年の改定で“A”になりました。

 

150ページもあるガイドラインお読みになりたい方は以下のURLでどうぞ

オ4752 (urol.or.jp)

日本泌尿器学会/編 前立腺肥大症診療ガイドライン 2011年

 

PVPレーザー前立腺蒸散術は比較的新しい術式のため、経尿道的前立腺切除術(TUR-P)やホルミウムレーザー前立腺核出術(HoLEP)などと比べて治療成績の数が多くありません。

治療から10年以上が経過した成績に関するデータも少なく、長期間の経過後どうなるのか知りたいという患者さんにこの点を明言できないことは、現状での不利な点です。

しかし、“PVP”は既に欧米などで多くの治療実績があります。

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光選択式前立腺レーザー蒸散術(PVP)

“PVP”は緑色のレーザー光(グリーンライトレーザー)を使用します。この光は血液中のヘモグロビンに選択的に吸収され、強い熱エネルギーを生じさせる特徴があります。手術では内視鏡で確認しながら血流の豊富な前立腺組織にこのレーザー光を照射することで、組織が瞬時に加熱・気化(蒸散)され、同時に表面に1-2mm程度の薄い凝固層ができます。

と本日はここまでに致したく存じます。?早く聞かせろとおっしゃる貴方!

お楽しみはこれからです。以下次号

 

おまけ、後藤先生が以前みえた名古屋大学の解説ページも大変解かりやすいので

お時間とご興味がある方は是非一度ご覧ください。

前立腺肥大症 | 泌尿器科の病気について | 名古屋大学大学院医学系研究科 泌尿器科学教室 (nagoya-u.ac.jp)