“前立腺肥大症グリーンレーザー手術” こんなに快適ならもっと早く手術すればよかった!その2 20220115

先達ブログ

いつもジルがお世話になっております。世帯主で主夫のパートナーです。

 

「老後を豊かにシリーズ」こんなに快適ならもっと早く手術すればよかった!

ももじろうの“前立腺肥大症グリーンレーザー手術”顛末記、その2   2022年1月15日

 

スポンサーリンク

私の(肥大後)サイズは50mL

 

手術後に病室を訪れた若いドクター(以下、“若D”)が教えてくれたのですが、

私の前立腺の大きさは約50mL のサイズだったそうです。

ガイドラインの124P 表14 前立腺肥大症領域別重症度判定基準では

通常サイズ 20mL 以下

中等症     50mL 未満

重症        50mL 以上

70歳で50mLのサイズは普通ですか?と聞く私に、70歳で100mLの人の手術も

している“若D”は、私のは普通のサイズと言いました。「普通?ね!」

 

手術前日午後一番入院。事前に家でシャワーして髪を洗いました。

その夜は食事取り排便を促す薬のみ、手術当日朝からは絶食です。

お腹がすいてしょうがないかと予想しましたが、案外そうでもなかったです。

手術まで部屋で待機、予定では午後13時30分よりでしたが、11時半過ぎ

看護師さんがきて「手術の開始が早まる予定です。新しい予定は12時15分から」

と告げ、そして実際に早まった。

 

スポンサーリンク

手術のベッドは暖かかった

 

トイレに行き、米国製のエコノミークラス症候群防止のストキングを履き、

パジャマ着て、看護師と歩いて手術室に。

手術台に自分で乗ってパジャマの上着だけ脱いで横になったら

ベッドの暖かさに驚きました。点滴はじめ色々な線を体につけられながら

ネットメロンにアレルギー(くしゃみが出る)があると事前申告していた件で、

手術室の看護師からネットメロンとは何か質問が来ました。

それに応えているうちに意識が・・

気管挿管等は全く意識がないうちに「入れられて」「抜き取られて」いました。

PVPグリーンレーザーによる蒸散手術もこの間意識なく進行

次に意識が戻った時に手術は終わっていました。この間約2時間強ですが、

意識は先ほど(手術前)と今(手術後)が繋がっている感じです。

 

スポンサーリンク

この大きくなったのを蒸散させた

 

最初の写真は、膀胱内にはみだした前立腺肥大部。

健康な膀胱ではここがすり鉢状、こんな風に出ていると、圧力がかかり

おしっこを出す際にカーブや、シュートの組み合わせが出て、

文字通り、一筋縄では行かなくなる。

2枚目は、レーザーで蒸散させている状況。

 

スポンサーリンク

全身麻酔の回復

 

ストレッチャーで病室に、この間何度も異常はないかの質問が来ましたが、

応えは「ありません」全身麻酔だったので

(腰麻でも手術出来ます。術前検査時の麻酔医との問診時に患者自身の選択)

翌日朝まで約15時間以上ベッドで(寝返りは良いが、起き上がってはいけない)

大人しくしていなければいけませんでした。

後で気が付きましたが、着物式でそこここにマジックテープで閉開できる

手術後着+T字帯(ふんどし)をつけておりました。

手術室に行くときのパジャマ上下、デカパン、靴はまとめて袋の中に

鼻には酸素のパイプ、左手首に点滴針、左指に酸素計&胸に配線、

尿道カテーテルの管が、右腹にテープで貼り付けられている状態。

寝返りを打つとこれらがゾロっと付いて来ます。ご想像下さい、寝にくさを!!

トイレはとお尋ねの貴方、ご心配なく尿道カテーテルのおかげで尿意は起きません。

 

麻酔薬の影響で体温の調節能力が低下し、寒気がしましたので、かけ布団を

1枚追加して2枚にしてもらいましたが、

数時間後に暑くなったので、看護師さんに外してもらいました。

 

スポンサーリンク

段々線/管が外されて・・

 

翌朝、点滴などが外され、左手が自由に。

ネットの前立腺肥大症手術後の尿道カテーテルが翌日抜けると書いて有るのは、

その様な場合もあると話半分に聞いた方が良いです。

私は、手術翌々日の朝に、血尿がほとんどなくなるのを確認された後に抜管でした。

主治医が「気持ち悪いよ!」と言いながら、朝一番に抜きました。

変な感じがしました。どこが?って、ベルギーの小僧さんの場所。

 

スポンサーリンク

そして計量カップを一杯持って看護師が来た

 

抜管後、一度戻った看護師が、排尿カップを一杯持って戻って来て、これに出た    (尿の)時間と量を書いてくださいと言いました。排尿ケアチーム作の排尿日誌。

約1時間半後、カップを持ってトイレへ。

その時の排尿時の素直な感想が、今回の題名

こんなに快適ならもっと早く手術すれば良かった!」でした。

昼間でも深夜でもトイレで20分位格闘し、3回合計で200cc出していたのが、10数秒で ジャーと200cc以上がカップに溜まる気分は、“快適”以外の言葉をみつけられません。

大げさに言うと二十数年来忘れていた感触、ジャーと出してアァー!

 

ただ、長年の排尿困難による、膀胱の疲労と内外括約筋の連携が回復しておらず。

膀胱容量は成人で300~500cc。膀胱内に尿が150~300ccたまると尿意を感じる。

切れや締まりが回復することや、残尿感が無くなるまでは暫く時間が必要とのこと。

老化が進むと、尿を圧縮する機能が減退するとんことで、完全に昔には戻りません。

ただいま養生中。血尿は2日でほとんどなくなりましたが最初と最後に少しでます。。

 

スポンサーリンク

排尿が度ごとに段々綺麗になっている

 

退院後、依然同様 100円ショップで買った料理用計量カップで毎回排尿を測定中。

病院での紙製計量カップは使い捨てでしたが、家のプラスチック製カップで、   透明です。一つ気が付いたのは、尿が段々綺麗になっている事。               膀胱からの排泄が良くなって残尿が無くなり、“先入れ先出し”が巧く機能し、     膀胱内滞留が無い分、綺麗になっているのだと解釈。

本日はここまで、お楽しみは更にこれからだ!

次回は、費用関係。ネットでは社保3割負担で約12万円と出ていますが!!