男性新入社員のピアスの穴が埋まる頃、一人前のサラリーマンになるのだろうか

日々是好日

4月、電車の中も新人が目立っている。

彼らはまだ学生気分でいるから、座席に座る時も遠慮がない。足を大きく広げて場所をとる。新人同士何だろう向かい合う席で大声で声を掛け合う、通路を塞ぐ態度もでかい。

隣に座るサラリーマンは足を綴じて、他人に迷惑が掛からないようにこじんまりと座っていて、それが君たちの未来に近いのだぞと思う。

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さらに、男子新入社員だとわかる絆創膏

彼らの耳には、ピアスの穴を見えなくするためカットされた絆創膏が貼られている。これも春の電車で感じる男性新人たちの風物詩。

そう考えてみると、それが女性であればピアスを開けたままにしておくことも可能だろうが、男性の営業職でピアスを開けたままにしている人に出会っていないことに気が付いた。

自分の意志で開けたのであろうピアス

たいてい会社面接までには塞いでしまうように思うけど、彼らは抵抗していたのだろうか。それも今となっては、若気の至りで開けたと反省しているのだろうか。

そのピアスも社会人になればこうして塞ぐしかないのだろう。

今の社会で、男子のピアスが許されるのは技術の人ぐらいか?

女優さんが、「時代劇に出ることもあるからとピアスを開けないという」という話を読んだとき、かしこい人だ。と思ったことがある。きちんと自分の将来像を描ける。

それにしても見事に同じサイズにカットされた絆創膏がピアスの穴を隠している。

彼らもこうして自分でもけじめをつける必要性を感じているのだろうか?

それでも新人たちはまだ華やか

せっかく空けたピアスも隠しているのだが、それでも彼らは生気に満ち、パワーがにじみ出ている。そんなオーラをいつまで保てるのだろう。

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隣のサラリーマンと区別がつかなくなるのは何時頃か

研修中の新人集団でいる時の力強さは、ばらばらにされて、一人になると薄まってしまい、サラリーマンと言うくくりの中に同化してしまうようだ。

社会人になり個人の自立を求められた時。

電車の座席にどてんと座らなくなり足を綴じて隣の人を感じるようになった時。

ピアスの穴がふさがった頃には彼らは仕事を任され一歩前に踏み出すのだろうか?

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