貴方の給与は幾ら?

先達ブログ

ももじろうです。
いつもジルがお世話になっております。世帯主で主夫のパートナーです。

「老後を豊かにシリーズ」貴方の給与は幾ら?

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日経記事“バイト時給に天井感”

2019年6月8日日経記事“バイト時給に天井感”で、業績悪化・人材確保 綱引きの中「パートやアルバイトの時給は高止まりしている」が、採用難が続いて新規募集の時給上昇により、既存の人材の時給を高める要因にもなる。と言うのに続き、対応を間違った事例が紹介されている。

「9年間も勤めたのになぜ新人より時給が低いの?」。東京都内の食料品スーパーで働いていた女性は不満顔だ。

勤め始めのころの時給は920円で、経験を積んで、できる仕事の幅も広げた結果、1,250円まで上がった。ところが、最近入ったばかりのパートは1,300円を超えている。この女性は「時給を恣意的に決める会社にはいたくない」として退職してしまった。

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記事は続けて

時給が割安だった時期に勤め始めたパートのやる気を考えると、新規募集者の時給を上げるだけでなく、既存パートの待遇も同時に改善させなければならない。収益環境が厳しい中負担が増す(ので躊躇する企業が多い)が、人材を取り逃がしては元も子もない。

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高齢者就労と給与

ここからが、本日の本題「高齢者就労と給与」です。日本の高齢者就業率は高い

 

課題 “少子高齢化のなかで高齢者が職を探しても、工事現場の交通整理・警備・清掃・介護などの不慣れで時間給が低い物や、定年後の再雇用で仕事内容がほとんど変わらないのに、賃金が3~5割程度大幅にダウンし、モチベーションも低下する
(これには、高齢者の継続雇用で新規雇用が出来なくなると言うウラハラな面もあります。)

日本経済団体連合会によると53.45%の企業も再雇用後の処遇の低下・役割の変化等によりモチベーションが低下を認識している。⇒「高齢者の能力を生かしていない
しかし、最初にご紹介したベテラン・パートの時間給を調整することなしに新人募集時間給を上げてしまう、愚かさと同じ対応がされている現実がここにも。

あなたの価値は何ですか?

という環境下であなたの価値は何ですか?再就職面接で「私は部長が出来ます」と言った困った求職者がいたそうですが、「社長ができます」は企業経営のトップが出来ると理解できますが、普通「部長が出来ます」は、私は何も出来ないと言う証明のようなもの。

高齢で働く理由は、1.生活費を稼ぐ 2. 生活のハリや生きがいの為 3. より豊かな生活をする4. 社会とのつながりを持つ為 等等いろいろあるでしょうが、だれよりも低い時給/給与でアナタは働けますか?

雇用者はその辺を忘れずに求職者の心をくすぐる待遇を考えた方が、良い人材の確保に役立つと思います。できる高齢者を適切な処遇で“徳をとり”ましょう。

一度聞きますが、貴方は何ができますか?

もう一度聞きますが、貴方は何ができますか? そしてあなたは見た目も若々しく健康・清潔に見えますか?お金を稼ぐために必要なことは老若男女で変わりはないハズ。

もしもあなたが現在まだ現役で会社が65歳定年や70歳までシニア待遇で雇う予定で進んでいるならぜひその道を進めるようにして下さい。

勤めた会社が65歳定年、70歳シニアを取らない/取れないなら、どこかで勤め口を見つけるために出来ること(何かの資格の免許の事ではありません。フォークリフト免許等現場での資格は別)をふやしておきましょう。やりがいと生きがいに必要な額を得るために。