我が家の秋の味覚・代表は栗

日々是好日
matthiasboeckel / Pixabay

9月の初めに今年初の栗きんとんを購入。濃いお茶を入れ食後に楽しんだ。この時期の栗きんとん、早く頂かないとカビが生える。かといって冷蔵庫で保管すると固くなる。

同じく川上屋で見つけた和栗のブランデーグラッセを買い求め、これは栗の大好きなももじろうに贈呈した。栗きんとんと違い賞味期間が長いので自分の時間で楽しめる。少しの贅沢も喜んでもらえるとうれしい。

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栗は縁起物

勝ち栗に代表される縁起物ということで、栗を使った菓子が多い。フランスで本場アンジェリーナのモンブランを頂いたのだが、洋菓子のモンブランと和菓子の流れを含む日本のモンブランは比べることが難しい。

もちろん栗そのものの味が違うというのもあるのだろうが、濃い味と繊細な味。違いを楽しむのもこの頃の楽しみでもある。

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10年であたりまえがこうも変わるのか?

昔なら、大量の栗の処分に困り、お遊びで栗のペーストを作りモンブランを作ってみたり、自家製栗きんとんを絞ったり。ということが可能だったし栗の渋皮煮まで作れたのだが、、。

というのも実家には父が植えた栗の木があり、それで沢山の栗が取れた。その山の手入れも高齢の父には行き届かないから下草も長く、ここ10年ほどで実家の食卓からも栗が消えている。栗の木は大木になり、落ちた栗はシカ、いのしし、木に生る栗はサルが先取り

秋になると籠一杯の栗が当たり前の環境で育ってきたが、大量の栗の収穫も過去の話になりそのころを懐かしむようになってしまった。

何かを維持するのは本当に難しいのだと感じることが増えてきた自分の暮らしが自然にできた物ではなかったことをしみじみと感じている。今日この頃。

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栗を買う。美味しい栗の選び方

そんなことを想定したことはなかったのだが、手に入らないので店頭で栗を選ぶ。
栗も鮮度が重要で、つやのある丸い物が勧められるが見分けは難しい。鮮度については二日が目安だそうだが、そんな鮮度の物は直販の道の駅ぐらいしか思い浮かばない。

都会のスーパーで選び方は、つやのある物を選択して、臭いを嗅いでみる。ことだろう。

ももじろうに臭いを嗅いで栗を選ぶ人は初めてだ。と笑われながら、店頭に並んでいて、球状に袋に入っている栗を押さえるのもルールに反している。そうなると匂いを嗅ぐしかない。出なないかと抗議してみた。臭いなんてあるの?といわれるだろうが、虫の匂いと中の腐敗臭は感じることができるのでした。こうして、臭いの少ない物を選んできた。

栗ご飯を炊く

25粒の栗の中で、5つに腐敗と虫の影響を受けた物があった。前回ももじろうが選んだ物では10粒が使えなかったことを考えるとまあまあの選択ができた。臭いのスキルは磨く必要がある。ことは間違いがない。

我が家の魔法の道具を利用して、、、。
鬼皮を剥く。年に数回使うだけの道具だがとても大事にしていて、使った後は油を忘れず、さびを防止している。


渋皮を剥いたものを塩水につけ、栗ご飯を炊く。「水を気持ち増やして、料理酒を大匙1、塩少々」でと指示をして、ももじろうが準備。スイッチを押して、ももじろうもおいしい栗ご飯に満足の出来上がり