日々の暮らしの整理整頓はまだ続く。老後生活の始まりは、どれも初めての公的申請である。退職に関連する書類の記載、失業保険の申請、社会保険料の支払い書類の作成。これまでとは違いいずれも自分で処理しなければならない。銀行口座、保険証券や、資格者証。そんな書類をまとめておく。
50代で整理しておきたい書類
給与から引き去りしている物を中心に揃えてみよう。
通帳・カード
社内預金の証書(社内預金、財形、年金)
マイナンバー(夫婦)
年金手帳(夫婦子供)
生命保険証書
障害保険証書
雇用保険資格者証
確定拠出年金パスワード
印鑑社会の日本。どの印鑑を使って申請したのか忘れていることもあるだろう。どの印鑑で申請したのか確認してみる。忘れてしまっている、パスワードを紛失しているなら、社内預金なら会社に、という具合にそれぞれに再申請手順を確認して再申請しておく。
書類を保存する箱・棚・ケースを準備しておく
退職時に会社から郵送されてくる書類は多い。さらに年金等の書類も紙で郵送されてくる。
これからの毎年定期で送られてくるものもあれば、就職等の条件で郵送される変更通知もあり、さらに介護保険、医療保険、住民税、、、、。これらの書類が毎年、さらには変更時、個人あてに郵送されてくる。それをとにかく分類しておくこと。
保存の期間を5年間と考え、その分量を目安にして保存できる物を考えておく。全ては確定申告に使う。
紙の整理の基本は届く都度
机の上に置きっぱなし、開封もしないなんてことなないように届いたら中身を確認すること。それを振り分かけておくことを考えておこう。
老親は食器棚の一部を保存場所に決めて、すべての公的書類はそこに溜めている。母はこうしたことを指示しておくときちんとできるので、届いた書類をそこに入れているのは母。
封書がかさばるので、封を切り中身だけ残している。開封してあるが封書のまま残っているのは、内容が分からなかった。というサイン。母のこんな所が賢いなーと思う。自分できちんと理解の分類をしているからだ。封書の内容を確認してくると説明しそれを整理整頓するのはジル。帰省した時にファイル毎に振り分ける。
母も届く書類の内容はなんとなくわかるらしい。そのなんとなくは中身が年金であること。介護保険であること。さらにこれは年に一度来る書類、改定通知という具合。それでも年金が下がっただの介護保険料が上がったなど金額の変動をチェックしているところが素晴らしい。
それを娘が確認して次に何かしている。という感じだろう。書類一つ一つは理解できてもそれぞれのリンクは難しいらしい。たいていの人はそうだ。そこまでできれば十分あとは人に任せればいい。
それ専用となっている棚や引き出しだが、それを逆なでするのが父。用途を決めている引き出しが空いているからと自分の書類をとりあえずと入れていく。しばらくしてないと騒ぐ。父の書類の整理のためには、ラべリングが必須であるが、父は自分でそれができない。それが不思議なのだが、そんな人もいる。そこでその人にあった方法を考えてみる。
書類が届いたとき、専用の箱、棚、鞄なのどの入れ物を準備しておくことがポイントだろう。書類がまとまっていれば、降り分けるだけ。
ももじろうのために準備した引き出し棚
我が家は個人の書類は個人ですることが基本であるため、ジルはももじろうの書類がどこにあるか知らない。だから準備する書類を説明するだけになる。ももじろうが会社を退職した時、退職の書類の必要書類等、聞かれるたびに口頭で説明したのだが、こうして退職の説明するたびに、ももじろうが書類を探してあちこち歩くものだから、今後の事を考えて整理棚を購入した。ちなみに、ジル個人の物はファイルで保管していて、そこを探せばすべて出てくる。
CAPICで買ってみた整理たんす
条件は木で安価。A4サイズで引き出しの数が多いものを探していたが、引き出しだけの棚を探すと意外と高い。見つけたのが、CAPIC製品。父のためと考えていたのだが、それは保留してももじろうに買ってみた、チェスト12段。値段は15,500円(税込)。
この商品はカタログにない商品で注文生産になります。というメールのやり取り含め、支払いを済ませても届く日の通知がないなど、注文から届くまでのやり取りは売る気があるの?というレベルなのでそのつもりで。
届いた商品は集合材の棚で、引き出しが甘いのだが、紙が入り重さが加わることを考慮すれば十分使える。
ももじろうが奮闘中
ももじろうの棚だと説明したら、分かりやすいように棚にラベルを付けたいと言い出した。ラベルを挟むために、引き出しラベルホルダーを買ってきたのだが、このラベルホルダーが曲者で、ネジは折れるしホルダーはガタガタ。ただいまももじろうが悪戦苦闘中。
しかし中を見てみると、すでに紙が入っている引き出しもある。
ラベルリング
さてももじろうは何とラベリングするのか?ももじろう専用の引き出しだから、どう使おうと構わないのだが、こんなところでも間違いなく意見が違ってくだろうと想像するだけでも笑いが込み上げる。
退職直後のラベルと年金生活になった現在のラベルを考えてみた
これはジルならこうするというラベルでももじろうがどんなラベル名にするのか?ジルが考えていたような棚として使うのか?しばらく様子を見て、用途が違っていたら意見を言うつもり。ももじろうが分類してみないと自分の使い方がみつかけられないだろうから今は黙っておく。
60歳直後 | 65歳現在 |
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1.退職金 (一時金、年金 確定拠出年金) | 1. 一般保険、(自動車、傷害、生命、火災) |
2.住民税 (固定資産税、自動車税他 | 2. 医療保険、(国民健康保険、後期高齢者保険、医療費領収書) |
3.医療保険 | 3. 健康診断結果 |
4.雇用保険 | 4. 介護保険 |
5.年金 | 5. 雇用保険 (高年齢雇用継続給付) |
6.一般保険 | 6. 税(住民税、固定資産税、自動車税、源泉徴収票) |
7各種.解約預金通知 | 7. 年金(老齢年金、個人年金) |
8.医療費 | 8. 管理組合、(自宅、町内会) |
9イベント(定年退職旅行) | 9. 旅行(パンフレット、準備用品簡易表) |
10.カード | 10. クレジットカード、ポイントカード |
11.健康診断 | 11. 高齢者案内(交通、健康診断、イベント) |
12.自治会等 | 12. 交遊関連(住所録、手紙、案内、年賀はがき) |
63歳再雇用の時
老後暮らしいろいろ
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