ももじろうです。いつもジルがお世話になっております。
世帯主で主夫のパートナーです。
『3000円の使い方』の原田ひ香さんの、『老人ホテル』 20230709
ジルが借りた『3000円の使い方』、『老人ホテル』を読んだ。
『3000円の使い方』は、2017年に発表され、
2019年に金融庁が出した報告書の“老後資金2000万円問題”で問題
提起された件で、これまで既に資金等を準備されていたご家庭を除き、
今まで別段の考えもなく普通に暮らしてきたご家庭の3世代の
構成員一人一人が老後まで見据えてどのように過ごす(生きる)かの
お金の問題を取り扱い、好評を得ました。
最後に、金利の良い銀行定期預金を探していた琴ばあちゃんが
孫夫婦に1%で老後資金を貸す平和な終わり方でした。
『老人ホテル』2022年発表は、最後が少し(解釈によっては)
ダーク(暗闇)サイドを暗示させ人によって評価が分かれました。
その中で、老女(光子)が主人公に諭す“人生の羅針盤の言葉”が
有ったので再録します。(弐は文中セリフをももじが再構成)
壱: ほどんどの人は人生や金を俯瞰(ふかん)で見ていない。
目の前の金だけを追いかけている。
弐: 世の中の大抵の人間は始める前に諦めている。
どうせダメだからって。
だけど、本当のところ、実際にやったことなんてないだろう。
参:(投資物件を探す時には)大学とか会社とか、大きなもの
(1つ)に頼った投資はいけない。
それが無くなった時に一瞬でゴミになる。
ももじの投資計画、不動産小口化商品とは
かんたんに言うと今TV等で盛んに宣伝している
“みんなで大家さん”です。そちらはそちらで高利回りですが、
私が検討中は東京や大阪市内の1等地に立つ物件のソレです。
手堅く満室稼働で2.5%(税込み)等です。
光子ばあちゃんの金言“参”を参考にしております。
これでも琴ばあちゃんの(孫夫婦貸し)1%より良いでしょう。
実際には少額の投資よりも、バイトに行った方が確実に上がり(収益)あり
ももじは今度72歳になりますが、昨年春アメリカ、初冬タイ
他に利尻・礼文、隠岐諸島旅行で散財し口座残高が寂しくなりました。
コロナ減便と円安に伴う、海外旅行費用が予定の倍程度になったことも
原因の一つ
預金残高がこれ以上減るのは“寂しい”ので、週2回程度家の近くで働こうと
思い、これならできると思った軽作業求人にエントリーしましたが、
全く反応がなく(たまに返事が有っても、それは全部お断りでした)
今のバイトをようやく見つけ、週2回7時間半の立ち仕事しております。
70歳は求職者の天国と地獄の境目
違う日にシフトする1歳年上の方にお話し伺うことが有りましたが、
彼も「50社に応募して、20社の面接受けたが、1社も採用されなかった」
そうで、パソコンや他の仕事が出来る事とには評価がなく、70歳以上で
はねられている(としか思えない)という事で、
2人の結論は、70歳はアメリカ(天国)とメキシコ(非天国)国境の様な
境目だと言うことになりました。
老人ホテルのなかで主人公たちが正社員になるには40歳が境目と話し合う
所がありまして、考えさせられました。同じく、労基等に行政指導受けない
様に形ばかりの求人(男女可で実際は女子だけ、又は逆。そして年齢制限
シニア募集で、60歳定年制とはこれいかに)しているところが多いのが
現状で65歳定年とか70歳迄働けますは所謂お為ごまかしのものか?
70歳でも何とか職を見つけられれば、月5~6万円の収入は得られるはず。
3000万円を0.2%で1年預けた額とおなじです。(こちらは20%源泉あり、
しかも1年でこの金額、かたや毎月の収入がこの金額ウハウハが止まらない)
家の近くで1週間に数日働くのが、一番効率が良いです。健康管理にも良い。
光子ばあちゃんの金言“壱と弐”を参考にしております。
なにせ、結構矛盾したことを言うようですが、健康でなら長生きしたい。
でも、資金面から言うと長生きはリスク。ですから。出来るだけ長く
入りを図り、出を制す(稼げるならできるだけ稼いで、適度に遊ぶ)です。
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