ももじろうです。 いつもジルがお世話になっております。
世帯主で主夫のパートナーです。
年6% 我、逃げ切りに成功せり!! あおぞら銀行仕組債早期償還 20230328
スイス銀行での話
中日新聞(東京新聞)のコラムにこんな話が載っていました。
スイスの銀行をネタにしたこんな笑い話がある。米国人がスイスの
銀行に大金を預けにいったそうだ。「百万ドルを預けたいんだが」。
金額が大きいので自然、ヒソヒソ声になる▼応対した銀行員。
客に「もっと大きな声で話してもらっても構いませんよ」という。
「貧しさはスイスでは決して不名誉なことではありませんから」
スイスでは不名誉でない私の金融資産ですが、低金利の日本では
例えば邦銀トップの某M銀行定期預金(2023年3月現在)金利は、
1カ月から10年のそれがどの定期でも年0.0020%
解かり易くご説明すると、例えば百万円を1年預けると“20円”利息が
付く計算になります。約2割の所得税・地方税が引かれる前でこれだけ。
郵便料金63円のはがきが使われて、この金利が知らされる不条理。
という事で、庶民のももじろうは“やってはいけない仕組債”に走るのです。
昨年秋に打った“ばくち”がこれ、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の諺通り
一か八か!(3カ月毎15,000円)か?年に20円か?の2択なのでした。
幸い、第3回目利払判定日(3月22日)に早期償還の基準を超えた
日経平均と、S&P500の株価であったので、SVBやクレジット・スイス
の破綻で金融市場が大いに危ぶまれる中“逃げ切りに成功”致しました。
株価の暴落が起きた時等、仕組債は投資元本を大きく割り込みます。
これが仕組債をやってはいけないと言われる所以です。しかし、
周辺状況を見ながら最大損失を覚悟して賭け(ばくち)に打って出る
時や状況も有るのです。個人個人のそれぞれの理由で・・。
直前1週間の米国市場におけるS&P株価が乱高下したのでヒヤヒア
しましたが、無事に判定水準以上で22日を終えたので良かったです。
本当は、後2~3回の利払いまで継続すると良かったのですが、米国を
始めとする世界金融市場を取り巻く状況があまりに不安定化したので
今回はこれで良しとせざると得ません。片手ぐらい儲かったのだから・・。
仕組債の常として、第1回の利払い判定は、当初から規定%(今仕組債
は6%)が保証されていますが、2回目以降はどちらか1つが判定水準
以上でないと低い利率(今仕組債の場合は0.20%)になります。
2つ共判定水準以上なら早期償還。今回のがその早期償還。
早期償還 | 判定 | 対応する | 利払い月 | 早期償還判定水準 | ||
当初株価割合 | 日経平均株価 | S&P500 指数 | ||||
1回目 | 2022年10月 | 当初株価×103% | 27,677.41 円 | 4,017.11 pt | ||
2回目 | 2023年 1月 | 当初株価×101% | 27,139.98 円 | 3,939.11 pt | ||
3回目 | 2023年 4月 | 当初株価× 99% | 26,602.56 円 | 3,861.11 pt | ||
4回目 | 2023年 7月 | 当初株価× 97% | 26,065.13 円 | 3,783.11 pt |
途中略
10回目 | 2025年 1月 | 当初株価× 85% | 22,840.58 円 | 3,315.09 pt |
11回目 | 2025年 4月 | 当初株価× 83% | 22,303.15 円 | 3,237.09 pt |
今は、魅力的な仕組債が無い
問題は、仕組債があるにはあるが興味がわく仕組債が出てないこと
先日、勧められたのが今回早期償還した仕組債(年6%)の半分の
(年3%)で4年間と言う転換社債(CB)に投資するものでした。
世界各先進国への投資なので、「為替ヘッジ有り」で年3%。
考えている内に募集が締め切られました。
暫くは、地道な暮らしで行くしかありません。寅さんの様に?
70歳以上の新規雇用はまずない
皆さんは、どの様に“ばくち”とは言いませんが、金融投資をしていますか?
それとも地道に働くことで月に4~8万円の収入を得るようにしていますか?
70歳を過ぎると、新たに雇ってもらえることが非常に稀になります。
60代のうちにどこかに潜り込み、70代になっても継続して雇用してもらえる
様に地道にまじめに働き手堅い収入を得ましょう。
以上、ばくち打ちからの提言でした。
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