奇跡の病院列車 南アフリカ ぺロペパ その後2

先達ブログ

いつもジルがお世話になっております。世帯主で主夫のパートナーです。

 

「老後を豊かにシリーズ」奇跡の病院列車 南アフリカ ぺロペパ その後2

2022年3月16日

 

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ぺロペパ号到着翌日

 

駅とは名ばかりのウィンカントン駅は、

州内で最も活気のある場所の一つに変身していた。

 

老若男女、黒人と混血、多種多様な人々からなる群衆が列を作り、

白衣の医療スタッフの前に並んでいる。

歯のない笑顔、眼球のない眼窩、ほったらかしの傷跡が残る手足……。

それもそのはずだ。「一番近い病院は50キロ離れたクルマン市にあります。

そんなところに行く手段などありません」と教えてくれたのは

ピーター・ソナスさんだ。

彼はひどい虫歯に苦しむ7歳の甥を連れて来た。

 

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奇跡小路

 

ぺロペパ号は、手近な場所で非常に安価での診療を施してくれる。

このためウィンカントンは、「奇跡小路(=そこだけ特別)」の様相を呈している。

総合診療車の11号車の前では、患者が糖尿病検査と血圧測定を受けている。

患者に必要な治療を確認したら、専門診療車に送る。

14号車と15号車は眼科車両である。

スピーカーから流れるポップス音楽を聴きながら、患者は、

実習生が眼鏡を作ってくれるのを待っている。

眼鏡代はたったの30ランドだ。(ももじ注:完全無料でない点が良い)

多くの南アフリカ人にとって、これは画期的な出来事である。

 

「80歳になるまで一度も視力検査を受けたことがないという人もいました」

と女性眼科部長のリースベス・ムファラララ医師は言う。

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と言うような内容です。

『たったの30ランド』とルモンドの記者は言いましたが、

現地の人にとって幾らの価値/負担か私にはわかりません。

 

All aboard the health train: Phelophepa mobile clinic rolls into Gauteng (thesouthafrican.com)

@GautengHealth Sep 2, 2020 Watch on Twitter

眼鏡制作:車内でこの実習生のお姉さんが

レンズを選び

眼鏡の枠に合うようにカットしてくれます。

 

Twitterやユーチューブに出ている眼鏡制作設備に日本ニデック社の

機器が一杯ありました。

今ではデータ通信用に、随伴トヨタ車が活躍、必要電源は列車から。

別のフランスTV制作の特番をNHKで放映したそうですが見逃しました。

 

最後の写真等、スイスの製薬大手ロッシュが心臓モニターから除細動器、

静脈内治療装置、調節可能なトレンデレンブルクベッドまで、

最先端の診断ツールを備えた緊急治療室やスタッフの給料を支払い、

機器を維持し、教育およびトレーニング資料を提供。

 

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米コルゲートが歯ブラシ歯磨きとデンタルフロスを援助

 

歯科プログラムの主な目的は、歯科治療を奨励し、虫歯を予防し、

口腔疾患の原因を取り除くことです。

主なターゲットは南アフリカのコミュニティの子供です。

これは、電車の中にずっと住んでいるジャッキー・マセモラの仕事で、

彼女はメインスポンサーの1つであるコルゲートの代表です。

 

彼女は、各停留所から移動距離内にあるすべての町や村の学校に移動します。

彼女は学校の子供たちに基本的な口腔衛生についてのレッスンを行い、

輝く笑顔で無料の歯ブラシと歯磨き粉を配り、口腔の健康を提供します。

口腔衛生用品のような贅沢品をこの先買う余裕がない地域では、彼女は彼らに

自分で歯ブラシ、歯磨き粉、デンタルフロスを作るように教えています。

 

 

眼鏡を作ってもらって「世界が変わった」と嬉しそうな患者。

長年歯痛で苦しんだ老人が,抜歯によって「楽になった」と笑顔で帰っていく。

 

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そしてぺロペパIIIの準備

 

将来を見据えて、ぺロペパIIIはアフリカ大陸や世界で最初の外科列車として

奇跡の列車に参加します。 ネットで探しましたがいつが運行開始か現在不明。

9ヶ月間に最低10,000人の患者にサービスを提供する能力を持つぺロペパIIIは、

白内障の除去に使用される新しい手術室を備えています

 

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運営責任トランスネット財団のHP

これは、とても分かりやすい内容(日本語に訳すか聞いてきますので翻訳ボタンを押す)

トランスネット財団|ホームページ (transnetfoundation.azurewebsites.net)

 

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共同運営のスイス・ロッシュRocheのHP

phelophepa brochure.pdf (roche.co.za)

 

  • PhelophepaⅠとPhelophepa IIはそれぞれ18両の車両です。

長さは780メートル以上であり、重量1,350トン

  • 彼らは1年のうち38週間、毎週別のコミュニティ/場所を訪れます
  • それぞれ約20人の常駐スタッフと

最大40人の南アフリカ各医大、最終学年実習生によるサポート

  • すべての停車地で、クリニックチームは学校や村を訪問します

重要な健康診断、薬、教育を提供するために

そして子供には一般保健衛生教育

 

列車で行われること

  • 糖尿病、高血圧、子宮頸部と前立腺がんのスクリーニング
  • 薬局と医局
  • 歯科医院と学校訪問を含む健康教育と子供たちへの歯ブラシの提供
  • 眼鏡技師と眼鏡制作のためのサービスを含む眼科クリニック
  • 心理的ケアとカウンセリング
  • 学校保健サービス
  • 地元の医療従事者と教育者を訓練する教育クリニック

 

今日はこの記事で、少しは心が和みましたか?

良かったです。ご意見があればコメントして下さい。

ではまた!南アでなく、ネットでお会いしましょう。