ももじろうです。
いつもジルがお世話になっております。世帯主で主夫のパートナーです。
「老後を豊かにシリーズ」ワクチン接種、これからの生活
皆様、ご機嫌でお過ごしでしょうか?
コロナがちっとも終息する気配がないのでご機嫌であるはずがないと
まぜっ返さないで下さい。私もご機嫌と言うより漠然とした不安の中、
努めて普通にふるまっております。不安を振りまいてもしょうがない為。
気になる2つのニュース
そんな中で、気になるニュースが2つありました。
一つ目は感染防止効果が下がったと言うイスラエル発のニュース
“(CNN) イスラエル政府は5日、米ファイザー製の新型コロナウイルス
ワクチンについて、先月6日時点での感染防止効果が64%と、
5月に報告された95.3%から大幅に下がったことを明らかにした。”
それと、ファイザー・ワクチンが3回目の接種を申請したニュース
“ファイザーは8日、開発した新型コロナウイルスワクチンの追加接種に
関する初期段階の研究結果として、2回目の接種から半年後に
3回目の接種を受けることで、抗体レベルが従来の5~10倍に跳ね上がり、
高い有効性が期待できると発表しました。”
またもや遠のく、コロナ後の世界
デルタ株他の変異株蔓延で、新規感染者が減らない状況下で、
ブースター・ショットと呼ばれる第3回目接種が現実的になって来ました。
デルタ株の変異版、デルタプラス株が出たと聞くと
1.ワクチン接種に不安を感じる未接種人々の存在
2.次々に生まれ変わる変異株の大活躍の 2要件で
終わりが見えません。
接種すると、生活が大変になる(アレルギー)体質の人まで打て!と言う
意味ではないです。身近にいるので分かっております。その大変さを。
あなたは、ワクチン(1回分)の購入価格を知っていますか?
話はビューンと飛びますが、今ワクチン接種は、周知されている
通り、国が(税金で払うので)無料で接種できます。
よって3回目も無料と思うあなたは甘いです。
もしもこれから、毎年打つようになったらその時点で、
インフルエンザ・ワクチン同様にある程度を受益者?負担に
なると思うのが、渋沢栄一さん風の気づきです。
この記事をご覧下さい。
COVID-19 Vaccine Prices: Comparing the EU with the US (visualcapitalist.com)
COVID-19ワクチン価格:1回あたりの費用
一般的に言って、EUはCOVID-19ワクチンの範囲に対してアメリカよりも大幅に少ない金額を支払っています。ファイザーは最大の価格差を持っており、米国は1回の投与あたり32.1%多く支払っています。
メーカー 米国価格(1回):EU価格(1回):米国が支払っている差額%
アストラゼネカ $ 4.00 : $ 3.50 : +14.3%
ファイザー/バイオエヌテック $ 19.50 ; $ 14.76 : +32.1%
Johnson&Johnson $ 10.00 : $ 8.50 : +17.6%
サノフィ $ 10.50 : $ 9.30 : +12.9%
モデルナ $ 15.00 : $ 18.00 : – 20.0%
数字ではわかりにくいとおっしゃるあなたの為にワシントンポスト紙に
載った図説をお見せします。(WPさん無断転載失礼します)
赤の棒がアメリカでの価格、青の棒がEUでの価格で、
上記同様に、アストラゼネカ、ファイザー、ジョンソン&ジョンソン、
サノフィ、モデルナの順です。
価格差にはいくつかの要因があります。
1つは初期の資金提供で、ドイツはファイザーの開発に数百万ドルを寄付しました。
また、米国はファイザーワクチンを数億回購入することを約束しましたが、ワクチンの実際の開発に資金を提供していませんでした。
日本は幾らで買っているのか?
残念ながらわかりませんが、類推は出来ます。EUみたいに開発に寄付を
出していないので、アメリカ並みかそれ以上でしょう。
アジアの多くの国がファイザーとの交渉で挫折したことでもわかります。
(台湾の場合は組んでいる独バイオテック社の政治的判断です。)
日本で、65歳以上になったら接種を勧められる肺炎球菌ワクチン。
自治体の補助と個人負担金で打ちますが、その個人負担は
2,000円~4,000円です。ただし1回限りの補助。
私は65歳の冬に自己負担4,000円でこの肺炎球菌ワクチンを打ちました。
今年5年目なので、2回目を予定しますが、今回は補助金がないので
一体いくらになるか大変に不安です。理由は次に述べます。
現在のワクチン代19.5ドルは大幅割引
ファイザーの最高財務責任者フランク・ダメリオは、同社は通常なら、
コロナワクチンで「1回当たり売値は$150~$175」貰いたいと言いました。
しかし、パンデミック(大量?)供給契約の下で、ファイザーは1回当たり
19.50米ドルを大幅割引として請求しています。
CDCのデータによると、ファイザーの肺炎球菌ワクチンPrevnar 13の
1回当たりは、米国民間市場で200ドル以上の費用がかかります。
将来もしも有料になったら
この理屈なら、コロナを終息させられず(主たる原因は既述1.2番)、
将来コロナワクチンを自己負担分有りで打つことになったら今のインフルエンザ
ワクチン以上の負担が必要だとなるわけです。
19.5 ドルは薬代で、お医者様/看護師さんの打ち賃は別ですから。
この予測が外れることを望みます。
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