ももじろうです。
いつもジルがお世話になっております。世帯主で主夫のパートナーです。
「老後を豊かにシリーズ」あなたのマスクはなんのため?
ニュースでマスクをつけないで飛行機に搭乗しようとして“降ろされた”人の話がありました。私もそうですが、皆さんと同様に“社会的圧力を回避するため”に飛沫防止マスクをしていると思います。普通のマスクをしてコロナの菌を防げるとは思っておりません。
N95と言う95%菌を捕捉する医療用マスクを1日付けた話はすでにご報告済ですが、それとて完全にすき間を塞げればの条件付きです。普通は完全には防げません。
ましては、不織布1枚か2枚で隙間一杯の通常マスクを何時間も時には1日でなく2・3日も使いまわして、どうしてコロナ菌を防げるというのでしょか。お手製布マスクも同様、
私はジルが裁縫した布マスクを、“社会的圧力を回避するため”に着けております。
フィットネスで元気になるのはお喋りができるため
この頃はジムの時間でもマスク着用が必須となっています。ところが体操が始まる前は、
スポーツクラブ仲良しグループが、マスクをして大声で話しております。
クラブ事務局に「おしゃべりが多すぎる」とメールを送りましたが、お得意様=仲良しグループにへそをまげられ売り上げが減るのが怖いのか、おしゃべりは止めましょうと言う注意喚起の店内放送はしていません。『飛沫感染防止の為にマスクをしましょう』と言うだけで、一番感染に重要なエアロゾルは防止から抜けております。
体動かすより、口を動かして元気になるおば様と一部おじ様のなんと多い事か!シャワールームや、サウナでも事情は同じで、能天気なおば様たちが怖いとジルは申します。
ここからはまじめなコロナのお話。
飛沫感染
エアロゾルとか聞き慣れない言葉が言われております。 エアロゾル感染を知る前に飛沫感染と飛沫核感染の感染経路を知っておくと、簡単に理解できると思いますので、まず2つの感染経路について説明します。
飛沫感染とは何?
まず飛沫とは「飛び散る小さい水玉」のことですね。もう少し詳しく言うと「5μm以上の大きさの感染病原体を含む粒子」と言う説明になります。 つまり、めちゃめちゃ小さいウイルス(飛沫核)の周りを覆っている水分全体をまとめて飛沫と言っております。
下の画像で中止の赤い部分がウイルス=飛沫核で、周りを覆っているが水分です。
引用:http://www.showa-u.ac.jp/sch/pharm/frdi8b0000001sb0-att/a1437547184715.pdf
くしゃみや咳をすると細かい水分が飛び散りますね。これが飛沫で、もしくしゃみした人がウイルスを持っていたらウイルス入りの水分となるわけです。
これを吸い込むことによって感染するのが飛沫感染というわけです。
この飛沫は咳やくしゃみで飛んだとしてもせいぜい1m〜2m程で、その後は重みで地面に落ちます。
飛沫感染する病原体は、百日咳喉頭ジフテリア髄膜炎菌肺炎、マイコプラズマ肺炎、風疹ウイルスやインフルエンザ、SARSの原因となったコロナウイルスもこの飛沫感染が原因と言われています。
では続いて飛沫核感染とは何かを説明していきます。
飛沫核感染とは何?
先ほどのウイルス(飛沫核)を覆っていた水分が蒸発して消えます。そうするとウイルスだけがむき出しの状態になり、軽くなるので飛沫核中に浮遊します。
引用:http://www.showa-u.ac.jp/sch/pharm/frdi8b0000001sb0-att/a1437547184715.pdf
水分の重みがなくなって軽くなったウイルスはあっちこっち飛沫核中を行き来し放題なわけです。
飛沫防御にはサージカルマルク、飛沫核防御にはN-95マスクが使われます。
と言う状況なので、距離も飛沫よりも長く2m以上飛びますし、かつ長時間浮遊することができます。 この浮遊したウイルスを体内に取り込むことで感染するのが「飛沫核感染」ということです。 飛沫核感染での病原体は、麻疹(はしか)・水痘(水ぼうそう)・結核が代表的です。狂牛病もそれだと言われています。 以上が飛沫感染と飛沫核感染の違いについて説明となります。
エアロゾルの定義が今ない?
エアロゾルとはなんのことかですが、エアロゾルとは「気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子」のことらしいです。
現時点でエアロゾル感染について詳しい定義づけがされている情報がないため本当に確かなことは言えませんが、現在ある情報で解説しますね。
で、エアロゾルって液体と固体があるらしく、液体のエアロゾルを霧やミスト、固体のエアロゾルを粉塵や煙と言ったりします。
ウイルスが飛沫核中の霧やミスト、粉塵や煙と合わさることを「エアロゾル化」と呼び、このエアロゾル化したものを吸い込むことによって感染することをエアロゾル感染と呼ぶらしいです。
ゾルとは分散媒(サイズが1nmから1000nm(1µm)程度の粒子が、気体、液体あるいは固体に浮遊あるいは懸濁している物質)が液体のコロイドのことであり、エアロゾルはそれにエアロ(飛沫核)を付けた言葉である。
エアロゾルは止めようがない
あなたが、昼休みの後オフィスに帰ってきた人が振りまく匂いで何を食べたのか判った時、貴方はその人が振りまいたエアロゾル(息)を吸い込んでいます。
醤油を作る蔵元では、蔵付き酵母を守るため、家族含め納豆は食べません。肺から吐く息で出る納豆菌のエアロゾルが問題を起こすからです。この様にエアロゾルは超厄介です。
コロナから身を守る手段は体を鍛える事だけ
何度も言いましたが、自己免疫を上げるしか守る手段はありません。
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