65歳の退職で立案した老後生活設計

老後暮らしのヒント

ももじろうは63歳の時に定年退職となり、65歳まで再雇用されていました。65歳で退職することになり、老後生活設計を考えてみました。今後は変化があるごとに見直しが必要になるでしょうがこれを基本として考えていくつもりです。

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計画変更を検討する時期

変更を検討する時期としては、

1.配偶者が定年退職したとき。

2.配偶者が再雇用後退職となる時。

3.配偶者が年金を受給するするようになるとき。

4.病気になった時。

5.老親の自立が難しくなり生活を変えざるを得ない時。

退職後の65歳の時に検討してみたこと

65歳退職時現状の分析想定をしてみました。

  1. 自分自身や家族の健康状態:良好
  2. 就業状況:未定
  3. 家族の置かれている状況:配偶者はフルタイムで就業中、片親が施設に入居中・田舎で老親夫婦が自立生活中、親は経済的に自立。
  4. 家計や住居の状況:月々の家計良好、ローン無、持家、修繕積立有
  5. 貯蓄、個人年金などの状況:ももじろう3:老後資金4:配偶者3の割合
  6. いきがい、自身がやりたいことの確認その現実度: 90歳まで健康に生きたい
  7. その他
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身の振り方を決める

65歳退職後の状況想定に基づき、まずももじろうの退職後の身の振り方を決めた。

  1. フルタイムで就業する
  2. 勤務時間叉は勤務日などを軽減して就業する
  3. 就業しない

設計を立案してみる

前期・・・65歳までフルタイムで継続雇用、70歳まで勤務時間を軽減して再就職先を探す。

はなと山を歩く。主夫の腕を磨く、年に一度夫婦でEU旅行、ももじろう一人で海外巡礼の道を歩く、ももじろう四国霊場めぐり、老親の自立を支援する。月に一度のパン屋めぐり

中期・・・70歳仕事にはつかないが健康状態に問題がない。配偶者は仕事を退職。夫婦で長期滞在旅行などを楽しむ。スポーツクラブの正会員になる。庭を畑に変えて野菜を育てる。月に一度の映画鑑賞、美術館に行く。

後期・・・80歳健康に問題が出てくる。家の中でできる趣味を楽しむ。音楽や映画。

69歳までの期間、個人でやりたいことに関しては個人の貯蓄をあてる。不足分は老後資金から補う。生活費から溜めていた老後資金は二人で使える70歳代から使う計画に変更する。

基本となる生活費の年金は二人分の年金を合わせれば現状の生活費よりも多く、十分暮らせることが分かったので安心しました。

ももじろうの仕事が決まらない場合、65‐70歳までは主たる生活費を出すのは配偶者となり生活の基本を支えることになります。年金から生活費の一部を出してくれるそうです。

日常生活の変化として考えられることは、これまでは共働きで二人とも日中は家におりませんでした。そのためインフラ等でかかる費用も少なくて済んでいます。これからはももじろうの在宅時間が多くなるので、生活費が増えるケースであることが一般的ではないところでしょう。その分家計費割合を考えなくてはなりません。娯楽費に関しては、配偶者の所得から出すことにしました。

美術館や映画にはシニアの優遇もあることですしこれらを上手に活用して楽しみを倍増させてささやかな暮らしを維持していくこと。健康に留意しないとやりたいことはできないし、費用が増える事になることに気が付いたのでした。

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設計検証事項

  1. 立案された定年後の生活設計があるか(準備期間、個々の設計時間配分など):ある
  2. 個々の設計事項に係る前期、中期、後期という時間設定は適当あるか:適当である。
  3. 生活水準の設定は妥当か(収支予測に無理はないか):配偶者の働く期間短く設定してあるからその期間で対応していく。
  4. 健康状況を適切に考慮しているか(気力・体力などの衰えを考慮してあるか):現在の気力・体力はある
  5. 本当に自分自身のやりたいことか:やりたいことである
  6. 家族の状況の変化などを十分に考慮した設計になっているか:老親の介護費用は自分達が準備しているもので補うとして、介護に通うための交通費もかかるので介護が必要になったら一時的には同居も考えなければならない。
  7. 生活環境の変化に応じて変更できる設計か:健康で長生きする予算なので、条件が変わった時は修正が必要。
  8. 配偶者名などの意見も反映された設計か:されている
  9. その他

 

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