ももじろうです。
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「老後を豊かにシリーズ」トランプ大統領インド訪問時、狙撃防止ポリカカーボネイトの厚さにびっくり
トランプ大統領が2020年2月24日、インドを初訪問
トランプ大統領が2020年2月24日、インドを初訪問したニュースは好き嫌いを問わず皆様ご存知のことと思います。モディ首相の地元、西部アーメダバードにある10万人を収容する世界最大のクリケット会場で「ナマステ、トランプ」との大歓声を浴びたニュースは
中国と並び、人口の多さで世界を圧倒するインドならではと思いました。
本日ご紹介するのは、ワシントン・ポスト紙が伝えたトランプさんのインド訪問写真集のクリケット場の演壇に張り巡らされた、狙撃防止用のポリカーボネート板の厚さです。
写真のコの字の透明は板の厚みを木口面からご推察ください。5cmはあると思います。
各訪問地まで、アメリカ国内で使っている車重8トン、リッター2.8kmの大統領専用車両トップキック・キャデラック、ビースト(ドアの厚さが20cm以上で窓ガラスは当然ながら防弾ガラスになっておりその防弾ガラスの厚さは12cm)を持ちこむのが普通のアメリカですから、両国の安全対策チームが演説壇上の大統領をゴルゴ13の狙撃からどう守るのか協議して決めた事だと思いますが、5cm とはすごいじゃーありませんか?
モディ首相とトランプ大統領の間にポリカーボネート防弾壁の切れ目が解ります。透明度が優れている+ゆがみがないという素晴らしい物です。
真ん中左下方向が演壇です。後ろの観客席はもちろん座れません。開けてあります。
ポリカーボネート樹脂製の盾
資料:ポリカーボネート樹脂製の盾は銃弾をめり込ませるのではなく、ポリカーボネート樹脂の持つ弾力性を利用して 銃弾を跳返すことにより、その後ろにいる人間を守ります。
ポリカーボネート樹脂は警察の盾だけではなく、操縦席や運転席を除く飛 行機や新幹線の窓、ヘルメットのシー ルドなどにも使用されています。ポリカー ボネート樹脂は同じ大きさならガラス と比べ重量は半分、耐衝撃性 せいは200倍 近くあり、特に飛行機では燃料消費の 低減と窓ガラスの破損が原因となる事故の低減に大きく寄与しています。また、飛行機は飛んでいるうちに空気中を漂ただよっているチリやゴミ、砂などの影響で窓に細かい傷が付き、外が見えにくくなりますが、ポリカーボネート樹脂製の窓は、厚さが安全基準値の範囲内であれば、表面を研磨して新品同様の状態にすることができるので、部品交換の頻度を減らすこともできます。ちなみに、ほとんどの航空会社ではファーストクラスの窓は少しの傷でもすぐに研磨しますが、エコノミークラ スは外が見えにくくなるまで研磨しません。窓磨きの料金も航空運賃に含まれているのでしょうか。
大統領専用車ビーストの防弾ガラス12cm については、ポリカーボネートと強化ガラスの層で構成されているそうです。12台あるうちの10台?を訪問地に先に運ぶ模様です。
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