雨に濡れた靴でわかる足の状態

日々是好日
Efraimstochter / Pixabay

雨の日の電車で気になる臭い。それは、皮の靴が雨に濡れ、乾き始めた靴から傷んだ足の臭いが漂ってくる。自分の中での分類は「魚の腐った臭い」だ。

ずぶ濡れの時なら臭いはないのだが、乾き始めた頃に臭いが漂う。密室の電車やバスの中でこの臭いがすると雨で憂鬱なのにさらに、萎えてしまう。しかもこうした臭いは記憶に残ってしまう。

濡れた靴の替えを持ち歩く人もいないだろうから、致し方ないのだが、臭う足はケアをしたほうがいいだろう。

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悩みは日本人だけなのだろうか?

やはり乾燥度が症状を左右するようで、、。

雨で靴が濡れた日や職場での対応

「足を拭くタオルの準備をして乾燥させる」「替えの靴下を常備しておく」「職場でのサンダル履き」

家での対応

濡れた靴はきちんと乾燥させる
乾いた靴でも二日続けて履かない
帰宅後は靴に乾燥材を入れておく

靴下の手入れ

熱消毒:70℃-80℃ 10-20分間消毒する
浸漬消:0.1%次亜塩素酸ナトリウム液の場合は30分間の浸漬消毒,アルコールでは10分以上の浸漬消毒が推奨

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セルフケア

家族がケアできるのはここまでかもしれません。後はセルフケアでしょう。

症状が悪化する条件を知る:湿度70%15℃以上の温度で水虫菌は活発に増殖する。

帰宅したらすぐに足を洗う

石鹸を十分に泡立て指の一本それぞれを丁寧に洗う。その後乾かす。
アルコールを含んだテッシュペーパーや脱脂綿があれば、それを使い水虫菌の栄養分となる脂質を拭きとることもできる。

抗菌作用の石鹸もあるが、一番安い固形石鹸(脂が良くとれる)で十分だと思う。香りのない物がおすすめ。石鹸の香りで状態がわからくなる。混ざり物と値段は比例すると思っているので。

石鹸を泡立てて使いたい。と考えるのは菌の栄養素である脂肪分を取り除くため
アルコールにより殺菌により増殖を防ぐ。脂質を拭く。皮膚を乾燥させる。

キッチンでも使えるアルコールスプレーなら体にも優しい。消毒ジェルも利用できるだろう。注意:アルコールアレルギーがある方は赤く反応する。使用は控える。

清潔と予防が基本である

部屋や風呂場の清潔も気を付けたいし、足だけでなく全身も清潔を保つ。
皮膚から落屑があるがその落ちた皮膚にも水虫菌がいるので家族に感染させないように掃除機はこまめに掛けたい。

バスマットやタオル、爪切りやスリッパ等は家族であっても共有せず、それぞれの物を準備しておく。症状がひどい時には使い捨てのペーパータオル等を利用する。

共用施設での注意

感染があると想定して行動をする。共用施設では、サンダルなどを利用し素足で歩かない。素足で歩いたら帰宅後には必ず足を洗う

合併症の確認

糖尿病があるときには特に注意が必要で、免疫力が落ちているために、感染してしまうと状態が悪くなりやすい。ことを覚えておく。

医師の診察を受ける

ケアしていても、予防していても感染することがある。水虫と思っていても違うこともあるしその逆もある。発疹や、水疱、指間が白くなるなど変化を見つけたら、診断を受け原因を確認し治療を受けるようにする。

時に自分の足の臭いを嗅いでみることも大事なように思う。それで臭うなら、病院で治療を受けるべき。
臭っている足は真菌だけでなく、他に感染もあり症状が悪化していると思う。治療しながら、セルフケアにて足を洗う。アルコールで消毒など自宅でのケアも続けて欲しい。