2019年エベレスト登頂が大混雑で死亡者もあり

先達ブログ
Free-Photos / Pixabay

ももじろうです。
いつもジルがお世話になっております。世帯主で主夫のパートナーです。

「老後を豊かに過ごすシリーズ」2019年エベレスト登頂が大混雑で死亡者もあり

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家で世界の秘境を訪ねるTVを視る

家で世界の秘境を訪ねるTVを視ているのが一番安楽なのはだれでもわかることですが、今年のエベレスト山頂には登る人が多すぎて問題が出ているそうです。

私がそれを知ったのは、ロンドン・タイムズの記事ですが、その後に見たフランクフルト・アルゲマイネ・ツアイトングでも同じ写真を見ました。

大混乱でこの写真の位置から2時間かかったそうです。8,000メートルの高地での2時間は危険が高く、この写真とは直接関係ありませんが今年は死者が11人出ているそうです。
理由は、素人が慣れないことをしたからとのことで、我々は昔よく冗談で海外旅行に行くときはパスポートで出国し、海外で事故等で帰らぬ人となりインボイスで「物品」として日本に帰る等と言っておりましたが、11人の方はインボイスで帰国か骨壺での帰国です。

問題は、高地故降ろしてくることも容易でなく、じつは山頂近くに置いてあるそうです。

ここが悲しい所で、当のご本人は行きたいから行くのでしょうが、残される人にはつらい話です。ついでにエベレスト登頂の為に使用した、ゴミの山が溜まっています。

ヒラリーとテンジンが初登頂してから今日までどれだけの人が登ったか知りませんが、ネパールと言う国にはお金が落ちるので観光にちかい感覚でしょうが、既に限界を超えているので、ヒマラヤ登頂は制限をグーンと厳しくすべきだと思います。

同じ記事は、ワシントン・ポストやニューヨーク・タイムズにも載っておりました。

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エベレストから4人の遺体を移送、プラごみや捨てられた登山具10トンも

上記の記事を書いた翌日の今日、以下の続報がありました。

(c)AFPBB News
エベレストから4人の遺体を移送、プラごみや捨てられた登山具10トンも
【6月2日 AFP】世界最高峰エベレスト(Mount Everest、標高8848メートル)で春季の登山シーズンが終わるに当たって、ネパール当局は先月末、登山者4人の遺体を収容し、ごみ約10トンを回収したと明らかにした。

利用率の高い登山ルートには、蛍光色のテントや捨てられた登山用品、空のガスボンベ、さらには人の排せつ物が散乱。ごみは、商業登山がブームになり、大金を払って登山に参加し、自分が残して行くものにほとんど注意を払わない人々が増えたこの数十年の間に蓄積した。

かって、一日に登頂できるのは1つの登山隊と決められていたそうですが、商業化が行き過ぎて今日の事態になりました。「昔は良かった」は、今でも使えると思います。