ももじろうです。
いつもジルがお世話になっております。世帯主で主夫のパートナーです。
「老後を豊かにシリーズ」チコちゃんに叱られるで出た2月が28日しか無い訳、の捕足説明。7の2 2月28日の給与で泣ける話。
2月が28日しか無い
2月は月給者には良いですが、日給・時給者にはきつい月なので、2月末が給与計算に含まれている月の給与はつらいです。
同じ様な暦の月数、日数のお金にまつわる話が、日本がグレゴリオ暦に替わった明治5年と2016年にイスラム暦から替えたサウジアラビアで有りました。
ウキペディアで紹介されている日本での場合
日本では、明治5年(ほぼ西暦1872年に当たる)に、従来の太陰太陽暦を廃して翌年から太陽暦を採用することが布告された。
これほど急な新暦導入が行われた理由として、明治政府の財政状況が逼迫していたことが挙げられる。当時参議であった大隈重信の回顧録『大隈伯昔日譚』によれば、旧暦のままでは明治6年は閏月があるため、13か月となる。すると、月給制に移行したばかりの官吏への報酬を、1年間に13回支給しなければならない。これに対して、新暦を導入してしまえば閏月はなくなり、12か月分の支給ですむ。また、明治5年12月は2日しかないことを理由に支給を免れ、結局11か月分しか給料を支給せずに済ますことができる。 さらに、当時は1、6のつく日を休業とする習わしがあり、これに節句などの休業を加えると年間の約4割は休業日となる計算であった。新暦導入を機に週休制に改めることで、休業日を年間50日余りに減らすことができる
サウジアラビアの場合
この措置は、原油価格の下落による収入減と、隣国イエメンに対抗するための軍事費拡大にあえぐ政府による経費削減策という色合いも濃く、暦法の変更に伴い公務員に支払われるはずだったボーナスがキャンセルされ、その他の特典も削減される事態に至っています。さらに、カレンダーが変更になったことで、1年に働く日数が11日増えたことも、従来からの国民には打撃になっているとのこと。
お金は関係ありませんが、グレゴリオ暦を採用以前のロシアで、1917年グレゴリオ暦3月に起きた革命を「2月革命」、同11月に起きた革命を「10月革命」と呼称するのは、ロシア革命が起きた1918年までユリウス暦を使用しているためだそうです。現在ロシア国内では、正教会を除きグレゴリオ暦を使用しているとのこと。先ほどの対比参照下さい。
5月の新元号
日本でも5月に新元号となれば、グレゴリオ暦下の元号と言う2枚看板の看板書き換えが行われると言うだけでなく、農業では依然として太陰暦が使われている事実があります。
太陰暦を英語で言うとLunar calendar 反対がJulian calendar ですがこれはユリアンと言う位ですから、シーザーのユリウス暦です。もしもSolar calendar と言ったならそれはグレゴリオ暦も含む太陽暦一般をさします。
閏月などを入れて季節のずれを調整する太陰太陽暦と、季節のずれを調整しない純粋太陰暦があり、単に「太陰暦」と言った場合、日本や中国などの東アジアでは通常は太陰太陽暦を指し、イスラム圏などのは純粋太陰暦を言います。
太陰年は太陽年(365.24日)に比べて約11日短く、3年で1月以上の誤差が出るのだが純粋太陰暦は調整を行われないため、同じ日付でも年ごとに季節は次第に変わっていき、おおよそ33年で元の季節に戻る。太陰太陽暦では閏月を設けてこれを調整し、閏月を設けた年が閏年。
どの暦でも良いから、齢を取らない暦が良いと無茶ぶりの貴兄/貴姉。若いのには『悔しかったら抜いてみろ!』とまぜっかえす気概が必要です。全人類平等に時間は訪れます。
最後に、アウグストゥスがシーザーの名前の7月に対抗して自身の誕生月8月の名前を替えて日数1日追加して同じ31日に、1日削られて2月が28日には諸説あり。でも面白い。
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