ももじろうです。
いつもジルがお世話になっております。世帯主で主夫のパートナーです。
「老後を豊かにシリーズ」米スターバックス:平均的な従業員の給与は年1万2754ドル
(140.8万円)かたや最高経営責任者は、年俸14.8億円。1000倍以上だ!
経済・金融情報の配信、通信社・放送事業を手がけるアメリカ合衆国の大手総合情報サービス会社
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ブルームバーグが伝えた一般労働者と創業者の給与のお話です。2019年2月25日配信 されたニュースによるとスターバックスの平均的な従業員の給与は年間1万2754ドル(コーヒー豆52ポンド分も給付)。一方、同社の最高経営責任者(CEO)が2018年に稼いだ金額は1340万ドルだった。そうです。
創業の基本哲学「フェアー・トレード」(公正購入)
スターバックスは街の中のカッコいいビルか、広い駐車場を備えた一戸建のカフェで、いかにもお金の有りそうな皆様が集っていると言うイメージがあります。
私はアメリカか中国以外では、ほとんど入ったことが有りません。
一番の理由は“お高い”からです。その理由は、創業の基本哲学「フェアー・トレード」(公正購入)と言う生産者の農民が製造原価として必要な/正しい売り渡し価格を守ると、最終消費者が払う売価が俗に言う他に比べて“お高い”価格になるからです。
脱線しますが、日本だけで輸入される“ブルーマウンテン”の総トン数が、全産地の生産高より多いと言う、手品みたいなことが(過去?当たり前だった)業界ですから。
それだけではなく、バナナにおいても50年間以上生産現地の買い取り価格が変わらないアンフェアー・トレードである実態は何度報道されても直りません。
直さない様にしているのは我々自身かも知れませんが・・。バナナが高い日は買わないでしょ?奥さん!
フェアー・トレード(公正購入)は行っていても、フェアー・エンプロイメント(公正雇用)は?
スタバが高かろうと、何時間でもWi-Fi使い放題で粘れるとしても、行きたくなければ行かなければよいので何とも問題有りませんが、完全部外者で在りながら違和感が一杯あったのが、従業員とトップの給与格差です。フェアー・トレード(公正購入)は行っていても、フェアー・エンプロイメント(公正雇用)は行われていると思えないのです。
アメリカでは、高給職と俗に言う“マツク・ジョブ”(時給10ドル前後で働く低賃金労働を指す)かに2分されて来ていると言われていますが、(この度、アマゾンの出荷倉庫労働者の時給が15ドルになったとしても)年間給与が人間的生活を営むレベルになっていないのは明白。日本でも状況は同じ。
ただ、フェアー・トレード(公正購入)を錦の御旗と掲げているスタバの平均的な従業員の給与年間1万2754ドルには親分とソレとの格差にとても違和感を感じるのです。
以下の、映像は本件の報道の画面ですが、著作権でクレームになったら削除しなければいけないので、それまでの束の間見られるとしてご覧ください。皆様の中のお一人でも今回の記事がきっかけで、ブルームバーグの有料配信を契約して下されば、『良かったじゃない!』と堂々言い立てるのですが・・・。
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