勝海舟の父親母親、勝小吉・お信

先達ブログ

ももじろうです。
いつもジルがお世話になっております。世帯主で主夫のパートナーです。

「老後を豊かにシリーズ」勝海舟の父親母親、勝小吉・お信

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「子吉の女房」が面白くて毎週録画

NHKのBS時代劇「子吉の女房」が面白くて毎週録画して観ております。
学生時代の50年前、子母澤寛の「父子鷹(おやこだか)」「おとこ鷹」の文庫本各上下2巻、合計4巻で勝海舟のお父ちゃん「子吉」を話を読んで、其の後は司馬遼太郎の「竜馬が行く」文庫本6巻を読んでマァ満足しておりました。大仏次郎の「天皇の世紀」は図書館から借りて読みました。当時は岩倉さんが嫌いでした。今?ノーコメント。

「父子鷹(おやこだか)」「おとこ鷹」の子吉や描かれた庶民が面白いのは、たしか文庫本の解説に書いてあったのが、祖父が幕臣で本所・深川界隈の庶民の生活を体現したひとなので、自然と孫に当時の雰囲気が伝わったからだと書いてありました。

子母澤寛にはこのあと昭和39年に新潮社から全六巻で発行され昭和52年のNHK大河ドラマ 「勝海舟」の原作になった『勝海舟』がありますが、そちらは読んでいません。

今は、ネットでググるとすぐに出てきます。

ウキペディアによる以下の通り。
子母澤 寛 (しもざわ かん、1892年2月1日 – 1968年7月19日)は本名・梅谷 松太郎 祖父の梅谷十次郎(通称、斉藤鉄太郎又は鉄五郎)は、幕府から切り米20俵の家禄を受けていた御家人で彰義隊に参加し、箱館戦争に敗れて捕虜となったが釈放され、札幌へ移り開墾に従事するが成功せず、札幌から10里ほど離れた石狩の漁村・厚田で漁場を持った。この祖父は網元で、旅館と料理屋を兼ねた「角鉄」も経営した村の顔役だった。御家人崩れのやくざ風な人柄であったとされる。
昔は、これだけ調べようと思ったらどれだけの時間と手間がいったことか・・。

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NHKさんのHPでは以下の様に宣伝されております

BS時代劇「小吉の女房」
【放送予定】2019年1月11日(金)放送スタート!
毎週金曜[BSプレミアム]後8:00~8:43(連続8回)
【あらすじ】
江戸時代、幕末間近の天保期。貧乏旗本・勝家の女房・お信は、毎日お金の苦労をしながらも、無邪気な笑顔も絶やさない。身分にとらわれず、人に分け隔てがなく、度胸の良さも満点だ。
夫は、勝 小吉。生来の無鉄砲。腕はめっぽう強く、頼まれたら嫌とは言えない。
お信は、そんな小吉が愛(いと)おしくてたまらない。お信の明るさとのんきさ、知恵や機転が、トラブル続きの小吉を支える。そして両親を冷静に見守るのが、跡取り息子の麟太郎(りんたろう)。利発で聡明。母から身分を超えた博愛を、父から義侠心(ぎきょうしん)をもらい受け、やがて「勝 海舟」として江戸の人々を救うことに…。

面白さは観て頂かないと何とも仕方がないのですが、貧乏旗本・勝家の女房・お信役の沢口靖子さんの笑顔がなんとも良いです。男としては、抜いた襟に見えたほくろにドキッとしました。科研も良いけど、お信の方がいい女(別嬪さん)で良いです。

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「おとこ鷹」

子吉は「おとこ鷹」の最後で旅立ったと思いますが、今でも覚えているは、息子の麟太郎に好きな人(2歳年上の深川芸者「おきち」明治に改名し民子)が出来て、母上のお信に相談し、すぐに頭に血が上る短気な父親に如何に報告し許しをもらうかと言う場面で、お信と麟太郎、おきちの三人が子吉の帰りをまっていると、三人のそろい踏みを見た子吉が「ばあさん(お信の事)の手配で全て事が出来上がっているなら仕方ない!」と拍子抜けする様に麟太郎・おたきの結婚を認める場面です。子吉もお信には頭が上がらない証明の一幕。

これほどまでに心底惚れて女房にしたおたき/民子ではあるが、勝が明治20年に政府から華族の子爵を授けると連絡された折、『(体の寸法)五尺にたらない子爵とは』と言って一つ上の伯爵に替えさせ華族に列せられたのだが、奉公の女中にも手を出すのを嫌気して、『一緒の墓には入りたくない』と言ったという話あり。この辺はNHKには決して出てこない話です。

「京都人の密かな愉しみ Blue修業中」

番組に、昨年お亡くなりになった江波杏子さんが出ていると言う事は、昨年の早いうちに撮影は完了しているということでしょうが、「京都人の密かな愉しみ Blue修業中」はこの先どうなるのか気になります。