在職老齢年金+給与で暮らしている。総務省統計局高齢者世帯の65歳以上の家計(年度不明)、高齢勤労者世帯の平均実収入と我が家の家計を比べてみた。この資料、ページ内には年度が表示されてこない。印刷を掛けると、2004の表示がある。
このデータでは、高齢者勤労世帯が398,321円、高齢無職世帯が200,162円。不足金は81.721円。となっている。
2004年と2017年、不足金差は27,202円減
2017年度高齢無職世帯の家計収支は209,189円で不足分は54,519円。(夫65歳以上妻60歳以上の家計)
65歳以上勤労者世帯
2004年高齢者世帯・特定世帯の家計をみると、実収入の割合が勤め先収入248,050円62.3%であり、社会保障給付120,000円30.1%その他30,210円7.6%である。さらに黒字で49,318円ある。
我が家は真逆で、社会保障給付が62%、勤め先収入が38%である。黒字はない。
2004年度の65歳以上無職世帯
高齢無職世帯の実収入は200,162円。社会保障給付が78.1%でその他21.9%、赤字は81.721円となっている。この不足分は貯蓄などを取り崩して賄っていると分析されていた。
この時点での貯蓄残高は、2,200万円。不思議なことに75歳では2,500万に増えていた。
なるほど高齢者詐欺事件が起こるはずで持っている人は持っているのだ。
家計内訳で比較
統計の世帯では非消費支出の額が少ない。ここでは41,516円で収入の1割強しかない。我が家の場合だと総収入の2割弱になる。これはこの統計との年代差、介護保険料率等の違いもあるのだろう。その結果、実質生活費は減っている。高齢期賢く生活しないと簡単に貧困に落ちる。
他には、住居費で、19,823円。我が家は集合住宅で管理費・修繕積立金。駐車場代金で
25,000円。
こうして非消費支出と住居費で黒字分が消えている。
年度の変化に対応している高齢者
年度で考えてみると、非消費支出は増加しているにも関わらず、2004年不足金は81.721円。2017年不足分は54,519円。と不足金額が減少していることにも驚いた。それぞれの家計が工夫している。
今年度の目標
無職となり、老齢年金だけで暮らす時が来る。その時は年齢差があるから5年間は老齢年金だけ。その時の不足金は今の給与分で計算するとこれまでに貯めた老後資金は、生活のためだけの老後資金になってしまう。まだまだ甘いと痛感する結果になった。
今の家計で3万円の貯蓄を今年度の目標にしてみよう。
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