12月10日は何の日

日々是好日

もじろうです。
いつもジルがお世話になっております。世帯主で主夫のパートナーです。

「老後を豊かにシリーズ」12月10日は何の日

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アルフレッド・ノーベルの命日、1896年没

12月10日はスェーデンの首都ストックホルムでノーベル賞の授賞式が行われる日(賞の設立を遺言で託した、アルフレッド・ノーベルの命日、1896年没)です。

体が小さく胴回りが薄い日本人が慣れぬタキシードを着てスェーデン国王からメダルを頂くわけですが、川端さんや本庶さんの和服の方が重厚感が有ったと思います。

ありえない話ですが、もしも私が受賞して授賞式に出るとしたら、勿論和服で出ます。
私がもらえるのは、大阪ノーベル製菓のノーベル賞飴位でしょうが、このノーベルと言う商標登録が創業者の藤澤社長と日本人初のノーベル賞受賞者、湯川秀樹博士がお友達だったと言うのも初めて聞けば面白い話です。因みに商標登録後に大長製菓所から改名。

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火薬と爆薬

大儲けしてノーベル賞が出来る元になった、ノーベルのダイナマイト(1866年発表、1868年米国特許取得)ですが、火薬と爆薬と言う視点でお話します。
まず、燃焼とは何かから始めさせていただきます。

燃焼とは有機物が分解し酸素と結合し、熱と光を出すことです。
有機溶剤は一部を除き基本的に、引火点と発火点を持っています。
一定量の水を加えて引火性を無くした混合製品もあります。
引火点:その温度以上だと火元があれば燃焼が始まる温度
発火点:火元が無くても、その温度になると自然にその有機物だけで発火(燃焼)する

温度

急激な燃焼反応を起こし熱やガスを生じるのが火薬類。

火薬と爆薬との違い

通常私達は同じ様に火薬と爆薬を(言葉では)使いますが、一般的に言うところの爆発する事では同じですが、それぞれの燃焼速度が大きく違う事により学問の世界では分類が変わります。

燃焼速度が音速(360m/秒)以下のものは火薬

音速(360m/秒)以上のものが爆薬

例えば黒色火薬の燃焼速度は数 cm/s~数百 cm/sと遅く、悪人に縛られた美貌のヒロインの横にある火薬の導火線がチロチロパチパチもえているのをイケメンのヒーローが消して助けると言う時代劇的構図なら可能ですが、爆破速度が秒速7Kmや8Kmになる現代のTNTやニトログリセリンでは助けられません。2人ともアウトです。昔はよかった。

爆薬の燃焼速度が音速を超えた結果として、最初に燃焼した部分の圧力波が球形に広がる後を次の部分の圧力波が少し波形がズレた形で次々に補完し続ける、このため非常に高密度に圧縮された衝撃波が生じ大きな衝撃を周囲にまき散らします。

商品名 状態 仮比重 爆速(m/s) 弾動振子(mm) 砂上殉爆度常温、(倍) 耐水性 後ガス
某ダイナマイト 膠質 1.35~1.45 5,800~6,300 80~84 4~6 優良 優良

 

ノーベル賞受賞の衝撃はまさに爆薬級に本人だけだなく周囲を巻き込むことでしょう。
島津製作所の田中さんはその衝撃波を受け止めて精進し、別の分野の血液一滴で病気の早期発見ができる技術の実用化を進めておられます

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12月10日の出来事で有名どころは次の様なものが有ります。

1968年三億円事件の日、1950年国連、世界人権デー(Human Rights Day)、
1933-2006年俳優、岩松マコ氏誕生日 本名 : 岩松 信(いわまつ まこと)
1932年タイ国、憲法記念日、
1868年最初の赤と緑のガスランプ信号機が、ロンドンの国会議事堂の外に設置されたが、ガス漏れで爆発して操作していた警官巡査が死亡。
1799年フランスで「メーター」が長さの単位として採用。
「メートル」という名前は、ギリシャ語で「メジャー」を意味するΜετρήστε(メトリス)に基づいて選択されました。正しい、公式の、国際的に承認されたスペルは「meter」ではなく「metre」ですが実際にはどちらも正しいが現状です。
辞書で「metre」はイギリス英語。
委員会メンバーは(ラグランジュ、ラプラス、モンジュ、コンドルセ)でした。
この採用にも関わったラボアジェは火薬の改良に、ラグランジュははやぶさ2がサンプル投下後、太陽と地球のラグランジュ点にとどまり次のミッションを待つ理論をオイラーと共に構築しました。

全く関係ありませんが調査中に下記記述が有りました。(もちろん確認いたしました
12月は毎年9月と同じ曜日に始まり、毎年4月と同じ曜日に終わります。