会社はだれのものか、株主第一主義からの転換

先達ブログ
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ももじろうです。
いつもジルがお世話になっております。世帯主で主夫のパートナーです。

「老後を豊かにシリーズ」会社はだれのものか、株主第一主義からの転換

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今時の経営

朝ご飯を食べながら、テレビ東京 【Newsモーニング・サテライト】を視ていた時、(日頃の)思いを形にした解説がありました。
SBI証券・北野一さんが提唱する新損益計算書。まずは旧来の損益計算書から見て下さい。一番下が利益でこれをどう配分するか(株主配当)が今時の経営です。

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番組内容は以下のようなものでした。

2019/09/20 テレビ東京 【Newsモーニング・サテライト】
<プロの眼>株主第一主義からの転換は日本のチャンス
SBI証券・北野一さんが解説・提唱するところの新・損益計算書。

ESG、環境社会ガバナンスというものを重視する考え方

ROE・自己資本利益率に対峙する概念として注目されているのが、環境、社会、ガバナンスの英語頭文字を意味するESG、環境社会ガバナンスというものを重視する考え方。
日経新聞に掲載されているROEとESGという言葉を含む記事の数、足元でESGという言葉を含む記事数がROEを上回りつつある。
世の中、ESGの関心が強まってきていることが見て取れる。
背景はリーマンショックへの反省。ROEとなる短期志向、ESGは長期志向。
ROEは資本コストが高く、ESGは20年、30年先の投資をするなら資本コストは低くないといけない。

簡単に言うと、次のグラフ時計方向に進み、グラフでは均等割りしてありますが、最後の株主還元が最大化するようになっているのが現在の風潮。その割を食っているのが、上がることなく実質下がり続ける従業員の給与。結果として、世の中のデフレが治まらない、悪い社会になっています。従来の損益計算書では、視覚的に判りにくいため北野さんはこの新損益計算書を提唱しています。番組で示されたグラフが見つからない為、私が再録してみました。間違いがあればごめんなさい。