年率3%の金融商品、誘惑の高金利vs元本割れリスク

先達ブログ
nattanan23 / Pixabay

ももじろうです。
いつもジルがお世話になっております。世帯主で主夫のパートナーです。

「老後を豊かにシリーズ」年率3%の金融商品、誘惑の高金利vs元本割れリスク

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本日の金利稼ぎ案件が元

この前の、GENKIN姓と続く停年時預貯金ゼロが日米共に30%の記事は、本日の金利稼ぎ案件が元でした。

中身は、毎度おなじみ決して手を出してはいけないと誰もが言っている仕組債です。
その前に警告の部分。まずはこの高橋さんのページを熟読して下さい。

割に合わない「仕組債」のカラクリを知る 高橋 義憲 2018年5月21日
https://business.nikkei.com/atcl/opinion/16/022200057/051600003/?P=1
「高利回り」の金融商品に気をつけよう

「仕組債は割に合わない」と心得る

仕組債がいかに割に合わないか、簡単な例を挙げて説明しましょう。下の図のようなゲームをやってみましょうか。ルールは次の通りです。

【ルール】

サイコロを1回振って「1」が出たらあなたが相手に600円を払い、1以外であれば何も起きません。ただしあなたは、ゲームの参加料として毎回、相手から90円をもらえます。
あなたはこうしたゲームをやりますか?  普通はやらないですよね。毎回90円がもらえるとはいえ、6回に1回でも「1」が出たら損するゲームだからです。

 

 

仕組債はこのような不公平なゲームと同じようなもの。けれども仕組みが複雑なために、一見すると高いリターンを得ることができると錯覚してしまうのです。「繰り返せば大きな損失を被る」ということを理解してほしいと思います。

以上、危険な金融商品の例として、仕組債を取り上げました。仕組債は証券会社が販売しているものですが、同様の仕組みの商品では「仕組預金」という銀行が販売しているものもありますので注意してください。仕組債も仕組預金も、皆さんの資産形成のための投資には不向きです。手を出さないで下さいね。

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あおぞら銀行さんから 特定の方だけにお知らせする私募債

そんな中、あおぞら銀行さんから一般の皆様にはお知らせしない(本当?、案内パンフレットもWardで作った自家製で手作り感満載) 特定の方だけにお知らせする私募債のお知らせが2本ありました。

円建て 日欧米3指数(日経平均株価、S&P500指数、ユーロ・ストック50指数)参照デジタル・クーポン債

1.円建て 日欧米3指数(日経平均株価、S&P500指数、ユーロ・ストック50指数)参照
デジタル・クーポン債  期間:2年  利率:年率[3.00~4.00]% (税引前)
3ヶ月ごとの判定日、利率判定水準 当初株価 × 85% 以上の場合、上記
当初株価 × 85% 以下の場合 年率 0.10% (税引前)
ノックイン判定水準と事由: 3指数終値のうち、少なくても1つが一度でも、
当初株価 ×[60~65]% と等しいか、それを下回った場合

円建て 日欧米3指数(日経平均株価、S&P500指数、ユーロ・ストック50指数)参照デジタル・クーポン債

2.円建て 日欧米3指数(日経平均株価、S&P500指数、ユーロ・ストック50指数)参照
デジタル・クーポン債  期間 : 5年  利率:年率[5.00~6.00]% (税引前)
3ヶ月ごとの判定日、利率判定水準 当初株価 × 85% 以上の場合、上記
当初株価 × 85% 以下の場合 年率 [0.20~0.50]% (税引前)
ノックイン判定水準と事由: 3指数終値のうち、少なくても1つが一度でも、
当初株価 × 49 % と等しいか、それを下回った場合

申し込み期間が3日間しかない忙しい商品ですが、例えばインターネット銀行のでも

各都銀の定期金利は、大体この程度ですので、前回のリスク管理(損した時にどの
位までなら、諦められるのかが重要ポイント。)ができるなら、掛けてみるのも有り(銀行金利が余りに低いので)かと思います。責任はもちろん自己責任にてお願いします。
\10,000,000- × 3% ×0.8 = \240,000/年 (仕組債が順調時、源泉後の受取金額予測)
\10,000,000- × 0.01% ×0.8 = \800/年 (銀行定期、源泉後の受取金額) 冗談?

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Youさんのページから要点頂きました

最後にもう一度Youさんのページから要点頂きましたのでよく読んでご理解下さい。

知らないでは済まされない!金融資産を食いつぶす仕組債

 著者:You 更新日:2019年01月25日

どうして金融機関は仕組債を販売したがるのか

顧客から販売手数料が取れない仕組債をどうして金融機関は積極的に販売しているのでしょうか。そこには大きな2つの理由があると考えられます。

新規資金を獲得しやすい

債券は株式と違い投資家が新規の資金を金融機関に投資しやすい商品です。
手数料がかからない上、債券という特性上満期になれば元本が返ってくるという考えが投資家の頭の中にあるためです。

スプレッドを確実に抜くことができる

仕組債の場合、指数や株式の値動きを債券の中に組み入れます。
しかし、債券の取引である以上その値段は証券会社の仕切り価格となり、証券会社は確実にスプレッドを抜くことができます。販売手数料という目に見える形の手数料がなくても証券会社は確実にそこで利益を得ることができるのです。

まとめ

仕組債はリスクが低く見えるもののしっかりとリスクを確認した上で購入しないと予想もしていない損失を被ることがあります。
リーマンショックやギリシャ危機の際には大量の仕組み債がノックインをし、多くの投資家が損失を被りました。【ももじろう注記:現在米中経済戦争リスク、英国EU離脱リスク等で株式市場乱高下の可能性も抱えております】

ただ、リスクをしっかりと理解できていれば株式よりも安定的なリターンを生み出すことを期待できる商品です。流動性が低いことを考慮し、余裕資金で長期間預け入れても自己資金がショートしないように資金管理をすればうまく運用することができるかもしれません。

ただし、リスクで説明したように期待できる利益が極めて限定的である上、損失は不確定であることから参照する指数や銘柄は慎重に選ぶ必要があるでしょう。

金融機関からの提案に安易に乗らず、常にノックインした時のリスクを意識することが大きな損失回避への大きな一歩になります。