ももじろうです。
いつもジルがお世話になっております。世帯主で主夫のパートナーです。
「老後を豊かにシリーズ」 糖尿病患者に朗報 Good News! for Diabetic Patients
Unlike existing insulin pumps, “artificial pancreas” which operates without electricity, replacing every week with little microneedle with little pain, put into practical use within 5 years (Early 2020’s )
第17回 インスリン注射の早わざ
http://www.dm-net.co.jp/opinion/002/017.php
糖尿病ネットワーク インスリンとの歩き方 遠藤 伸司 さんのHP
第17回 インスリン注射の早わざ より拝借した写真です。これを毎日は大変ですよね!
貼るだけ人工すい臓
既存のインシュリンポンプと異なり、電気なしで作動し、微細なマイクロニードルでほとんど痛みなしで、一週間ごとに交換する「貼るだけ人工すい臓」が5年以内に実用化されるかも・・。東京医科歯科大学の松本亮准教授が必要用のインシュリンを自動的に放出する貼付型の糖尿病治療デバイスを開発したと、化学工業日報が伝えました。2019年1月
従来の電気駆動型のインシュリンポンプは、高価の上頻繁な調整が必要なので日本では普及していない。今回松本准教授が開発しているのは、グルコースなど糖と結合するボロン酸をつかい、水溶性の高分子ゲルと組み合わせることにより、グルコースの濃度に応じで膨張と収縮を繰り返す材料を作成。内側にインシュリンを貯めておき膨張時のみ放出するという使い方ができるそうです。
これを、フィブロインと言うたんぱく質からなるマイクロニードルを通じで皮下注射できる仕組みで最終的に着脱可能なパッチ剤を作るのが目標。
米国ゼノミクス社のインシュリン放出パッチ剤は、グルコースに反応する酵素が一度炸裂すると元に戻らないため長時間の使用に向かない、酵素が生体由来で品質が安定しない等の改良必要点がある。
松本亮准教授のは、ゼノミクス社製の欠点が無く原料が安価なため、コストは電気式インシュリンセンサーの3分の1に抑えられそうで、2020年代前半の市販を狙うそうです。
確率は2万5000分の1
これ何の数字か判りますか?新薬開発成功確率だそうです。
近頃は、生活習慣病の新薬が開発し尽くされ、新薬のニーズはガン、認知症、難病や希少疾患になり、臨床試験がより複雑化して国内製薬大手10社の新薬開発費は2004年の621億円から2014年には1,414億円と2.3倍に膨らんだそうです。そんな状況下、苦しい財政状況の改善を目的とした薬価の引き下げも有り、製薬会社は対応に苦慮せざるを得ません。
松本亮准教授のインシュリン・パッチ開発が首尾よく進むことをⅠ型Ⅱ型の患者さんと共に祈ります。
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