夫のいない6日間を楽しむ妻(休日編1)

日々是好日
Alexas_Fotos / Pixabay

 

さて久しぶりに掃除の番が回ってきた。今月は早めの大掃除を始めるべきだと月運勢にあり、その文章が頭から離れない。とはいえ現在の掃除の主導権はももじろうである。余分なことを言いたくはないし、難癖もつけたくない。やってくれることに文句を言うのは性に合わない。

いつもの掃除以外の個所を進めておきたい。しかしどこをどのように大掃除する?

 

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休日一日目

 

紙に書き出してみるが、リストが出来上がらない。
大掃除といえば窓の掃除と、、。網戸が汚いし、、、。次が出てこない。

こんな時はやはり小部屋から攻めるのが一番だとリスト作りをあきらめた。始めてみれば流れが掃除の神様の降臨があるかもしれない。

 

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トイレの掃除

 

 

気になっていたのは換気扇。さらにトイレットペーパーを置いている場所の壁が黒ずんで気いる。ビニールの袋が埃を吸いそれが壁に集まるからで、その黒ずんだ壁紙が気になっていた。

リモコンを置いている場所も同様に埃が付く。

 

掃除の基本はすべてを一覧してみること

とりあえずはトイレの中の物をすべて出した。かごもよく見ると埃が積もっている。そう言えば丹念に掃除機で掃除したことがなかった。ここに置いて20年。その割には埃が少ないのはかごで埃が積盛りにくいからだろう。

他には換気扇が埃を吸う。かごの良さはといえば通気性、軽いこと、手入れが少なくて済む。日に当たっていないから変色もない。

 

すべての物を並べて整理整頓すること

一つ目はこの中で捨てるものはないか。
二つ目は同じものが二つないかどうか確認。

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トイレは掃除として取り組みやすい場所

 

トイレットペーパーを置いている高い位置の壁、ここを拭き掃除した記憶がない。埃を制する者は壁を制する。と思っているし、その点でトイレというのは空間として狭いから実行しやすい場所である。

壁掃除にも取り組みやすい場所でもあるので、トイレ掃除のときには雑巾で壁を乾拭きしている。しかし手が届きやすい場所に限られていて、台がないと届かない場所に関しては拭き掃除はできていなかった。

換気扇カバーを洗う

洗面所に水を溜め、カバーを外して洗剤で洗う。それを乾かしている間に、歯ブラシでファンを掃きながら掃除機で吸う。そんな手順を考えて掃除や台を準備した。

換気扇の掃除

前回と同じ轍は踏まないに様にスイッチ類には触れないようにして、右手にファンを掃除するための歯ブラシ、左手に掃除機。

歯ブラシで履きだしたところを素早くキャチしながら埃が飛ばないように作業する。掃除機で吸いこむとファンが回る。台の上で両手を使うから安全第一。

と思い始めたころ、ぽちゃんと洗面台に溜めた水に何かが落ちた音がする。何が落ちたのか見に行くと、なんとウォッシュレットのリモコンが水没していた。

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ウォッシュレットのリモコン水没

慌てて引き上げてみると、水がしたたり落ちる。タオルで水を受け止めながら、このままではだめだろうと、部品を外し、解体。拭きあげてみたものの、水滴が残る。洗濯物干しにぶら下げて乾かしてみることにした。これが使えなくなると、また出費がかさむと心配が増えた。

滑り落ちた原因は、不安定な場所に置いたこと。洗濯予定の洗濯物の上に置いたのだが、リモコンの重みで、形が変わり滑り落ちたということだろう。いつものクシャっとしたタオルの置き方が根本にありそう。

起こったことは反省して、再び換気扇の掃除をしてこちらは無事完了。

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問題の壁の黒済み

物置は高い位置にあるからかごはおろせても壁には手が届かない。かごの後ろに手を掛けようとすると台が必要だからそこまではしない。他の壁がきれいになるとさらにトイレットペーパーが減り袋の位置が変わると、黒くなった壁が見えるようになる。

そこを絞った雑巾で拭いてみると黒済みが雑巾に移り綺麗になっていく。そのあと柔軟仕上げ剤を入れた水を湿らせた雑巾で、埃が付かないように壁全体を保護してみた。

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水没したその後のリモコン

洗濯物のように干したリモコンの部品。乾いてから組み立てた。さて動くだろうか。リモコンを押してみる。動かない。そうかここはリビングで。

トイレで作動させてみた。何事もなかったように反応する。いやこれまでよりも反応がいいからかも。洗った効果が出たかしら。

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リモコン作動の続き、翌々日の心配事

ももじろうには黙っておくつもりだった。

月曜日の朝出掛けるために、いつものように6時間停止スイッチを押すが作動しない。何度か試してみたが、作動せず。やはり壊れたかと車の中で、ももじろうに「事件を告白」した。

「トイレが暖かくていいじゃない」と言われてほっとした。
ももじろういわく「この製品のリモコンはもう製造停止になっているからね。他のリモコンで代用できるかもしれないけど」というからそれは探すのが大変と思った。

あきらめきれなくて、帰宅してからいろいろなボタンの作動を確認。他はすべて作動する。リモコンを見直すとネジのしまりが悪いところを発見。これが原因かもと締めなおしてみた。トイレで動作の確認。きちんと作動しまして一件落着。

 

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洗面台

まだ神様は降臨してこない。そう思いつつ、洗面台の下に収めたすべてを出す。ここの下は棚やかごで組み合わせているから奥のほうのかごに入れている物は取り出しにくい。この機会に、収めたものを並べてみることのメリットを最大限に利用する。
何しろ並んでいるから探しやすい。

捨てるもの、プラスチックの柄が解け始めたブラシ

二つあるもの。柔軟仕上げ剤。相変わらずの歯磨き用品。ずいぶん減った。固形石鹸(これは組数があるので仕方ない)

籠を洗い、黒ずみを落とす。中を拭いて乾かし、元に位置に戻した。

捨てたものはプラスチックの柄が解け始めたサッシレール用のブラシ。石鹸類とプラスチックを同じ場所にしまうと化学反応があるように思う。(ちじんだり、溶けだしていたりする)

このブラシも25年物。そう考えれば劣化です。と言われそうだが、なんともないプラ製品もあるので化学反応は証明できない。

ついでに冬場に使う残り湯用のポンプを出す。

収納棚の壁を拭き乾かして元に戻す。ストックしている物や量を把握できた。

効率がでてきたぞ。よしよしと思い始め、そうなるとここに紙用のゴミ袋とプラ用のゴミ袋を準備しておこうと先を見通す。

 

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はがれかけた壁紙の補修

古くなった切り替えデザインの壁紙。今どきは切り替えのある壁紙を使っているところは少ないだろう。タオルを入れている収納の下、ここの壁紙がご覧の通り、このように捲れてくる。

こうした壁紙の劣化は築20年を超えるといろいろなところに出ていて、たとえばタオル替えの周囲は、爪が当たるので突いたような跡が目立つ。

これは修理の仕様がないのだが、剥がれてきた壁紙は補修できる。そう思い水糊を買ってきたが、乾燥し、ちじんだ壁紙には水糊は弱くて、しばらくするとまた剥がれてくる。今回は木工用のボンドを利用してみた。

壁紙補修に準備するもの

 

 

木工用ボンド
厚紙、もしくはへら、プラを切ってもいいだろう。
使わなくなったカード
マスキングテープ

手順

紙にボンドを出す
へらにボンドを乗せ、紙の隙間に埋める。


下から上にカードで抑える。


余分なボンドをぬぐう

捲れてこないように養生する。


カードで抑えてマスキングテープで止める。

一部の捲れやはがれには使える。

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出来上がり。養生後

綺麗になった。

一部がきれいになるとはがれかかった個所がほかにもあることに気が付く。
今後の計画に壁紙の張替えを予定する必要があると記録しておく。

やはり水がかかる場所ではこのような剥がれが起こる。そうすると洗面所では水に強い壁紙を選んだほうがいいかも。そんな壁紙があるのだろうか?