今年の夏は暑い。エアコンもフル稼働していました。電気代もいつもの二倍でした。
電力不足についてお知らせがなかったのは、太陽光発電量が補助していたからでしょうか。
この暑さの中溶けてしまっていたのは人間だけでなく、レンジフードの中の油も溶けていませんか。今が掃除のチャンスかも知れません。
最近のレンジフードの特徴
この頃のレンジフードは、レンジフードに汚れが付かない。という機能を持っています。
そのほかにも、給湯トレイにお湯を入れて月に一度自動洗浄してくれるクリナップ。
汚れの落ちやすいコーティング。オイルパックの掃除もふき取るだけで良いTOTO。
オイルマッシャ―で油分を回収、油がほとんど付かないLAXIL。
煙を回転させて高い集煙性能を実現しているトクラス。
使うたびたびにファンが高速回転して、油を落とすパナソニック。
タカラは、整流版・オイル受け等にホーローやガラスを使い水だけで洗う。
さっと調べただけでも、驚くほどの高性能・高品質なレンジフードの進化がありました。
レンジフード内部を汚さない
富士工業株式会社のレンジフード内への油の侵入をブロックしてくれるので、内部もファンも汚れない仕組み。
我が家はこの会社の純正製品です。汚れが付きにくいフィルターが製品の特長です。
ここの製品を基に自社製品として展開してるメーカーも多くあります。
掃除の基本もシンプルに進化
他社の特徴にもありましたが、手前のパネルを拭き掃除、1-2か月に一度、フィルターやオイルパックを流し洗い。という掃除の基本もとてもシンプルになっています。
さらに、掃除のタイミングは使用時間に応じて設定すると.お手入れランプで教えてくれる。一日2時間程度レンジフードを作動させると、100日後のランプが点灯します。設定変更もできます。ガスレンジと同期しているのでガスを点火するとレンジフードが回転します。
レンジフードの油がとろけた猛暑
気が付いたのは盆休みの最終日、台所に立つと「どこからともなくへんな臭いがする」ことに気が付きました。
その時点で、暑い日々が続いていて、ガスレンジでの長時間の料理もしていない。ガス料金は冬場の半分以下の1,922円である。それなのに、レンジフードの汚れが目立ち、冬場よりも頻繁にフィルターを洗っていました。ガスレンジを使っていないのに何故?という思いが強くありました。
レンジフードの掃除をしてみると
臭いの原因がレンジフードであることに気がついたものだから、レンジフードの掃除をしてみました。いつものようにフードを外し、それを倒した所、オイルパックから黒く濁ったオイルが流れ出し驚きました。
これまでに、ここにオイルが溜まります。と説明は受けていたもの、実際にはオイルパックにオイルが溜まっていたことがなかったので油断して確認していませんでした。
そういえは実家の換気扇でも気が付いていた
掃除をしながら、これはたぶん、暑さでレンジフードに付着したオイルがいつもより緩んで流れだし、オイルパックに貯まったのでは?と思いました。
レンジフードの機能と暑さで油が流れた
今どきのレンジフードの機能は風力でオイルを飛ばすと言うのが特徴でもある。性能が良くてもすべての油が無くなっているわけではないだろう。さらにレンジフードにもオイルコーティングされている。フードについた油が熱で溶けだし、特徴であるオイルコーティングされたパネルを流れ、オイル受けパックに溜まった。のではないかと考えたのでした。
実際にはオイルを風力で飛ばすと言ってもそれは大部分を飛ばしているだけで、レンジフードに付着するオイルもあり、そのオイルが暑さでとろけて、オイルパックに貯まったのだと思いました。考えてみるとレンジフードは部屋の中に有りますが、排気口で外とつながり温度の影響を一番受けています。
そういえば実家の換気扇も半年もたたないうちに臭いが付いて汚れが目立っていた。これも同様に脂が劣化していたのだろう。
猛暑の今年、これまでにレンジフードに付着した油が溶けて流れおち、オイルパックにたまっている可能性がある。レンジフードの汚れを確認してみてはいかがでしょう。
掃除の後、いつもよりサッパリしたように感じているジルでした。
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