今回の整理整頓が今までと大きく違うことは、容量の縮小と更に老後の整理整頓の手順作りをしていることだろう。思い出についても処理を標準化してしまえば、それこそ旅行中からフォトブック作りができてしまう。
整理整頓についての意識の変化
現在の整理整頓は生前整理の始まりだと思い始めた。それは容量の縮小に専念できるからで、それが108円の収納ケースでも、増える物はすべて自分中で却下している。本当に必要ならそれはその時に、いつでも買える物はその時にと後回しだ。
これまでの整理整頓では、場所や物がどうなると保管場所が使いやすくなるのか。そこに収めたい物。整理してしまいたいものは何か考えてきた。動作が伴う整理であり当然出しやすい。入れやすい。そんな指定場所を作る必要があった。そのために色々なケースや収納を購入してきた。
今回は整理整頓完成形に100円ショップの箱が思い浮かぶとその案は考え直している。生前整理のつもりなら、本当に必要な物をセレクトしていきたい。こうして整理整頓の意味合いが違ってきている。
整頓の割合が高いのだと思う。気に入った物を残す。残す意味を一つずつ考えてみる。
容量を増やすのではなく、減らすことが大きな目的になっている。他にはこれからも残す方法を整理整頓し継続できるように手順化している。
生前整理のスケジュールを計画しよう
写真の整理に思ったより時間がかかっている。どう考えても半年はかかりそうなことに気が付いた。他に生前整理に該当するものは何があるのだろう。と心配になってきた。
そこで年齢毎に始める生前整理のスケジュールを書き出してみた。家族で過ごす日々から一人暮らしの将来に向かって、一つずつ丁寧に整理していけばいいのだと思ったことがきっかけだった。
年齢 | 家族の変化 | 整理するもの | 何をどうする | 完成した場面 | 今後の自己管理能力 |
55 | パート勤務 | 思い出。頂き物 | 写真・本 | 写真はすべて電子化アルバム作成
本は廃棄済・電子書籍化 |
処理方法手順有 |
56 | 過去の紙類 | 家計簿・手紙・書類 | 7年毎にファイルを作成。年度毎中身を廃棄 | ||
57 | 子供就職 | 粗大ごみ | 机やタンス | 体力と人の作業で家具を処分できた | |
58 | 夫婦の衣類 | 体型に会った服を残し処分・ヒールの靴・鞄も検討 | 必要アイテム数の把握 | ||
59 | 子供独立 | 子供の物 | 子供部屋を一掃・遺言状 | 子個人が選別し自己管理 | |
60 | 配偶者定年退職・再雇用 | キッチン | 在宅数に限定 | 小さい鍋と食器 | |
61 | 押入 | 寝具の交換 | 泊まれる家? | ||
62 | ベランダ庭 | 鉢や植木の処分 | 手入れの少ない庭木 | ||
63 | 老後の居住先 | 居住地の選定 | 何時までここで暮らす | ||
64 | 住宅改装 | リフォーム | バリアフリー | ||
65 | 退職 | 家電入れ替え | エコ | 新しい家電を使いこなす |
物を捨てるにしても処分費用が掛かるのが当たり前になってきた。この費用は労働者不足によりさらに上がることも予想できる。そう考えると近いうち手頃な費用の時に極力処分したい。
フォトブック作成と愛読書の電子書籍化
書籍の電子化は一斉に済ます方法もあるのが、出来上がりに時間がかかる。
フォトブックつくりに関しても同様で、ネガが残っている物をCD化するにしても量によっては数日かかるし、その先のフォトブックつくりでも時間がかかっている。
過去のアルバムは結局整理できずに廃棄した。そんな話を聞くことも多いから値段と相談という事になる。それぞれの始末があっていいのだと思う。それが個々の思い出の整理整頓になる。
しかし年金暮らしになってからの10万円は厳しいように思から、お金をかけるなら現役の余裕のあるうちに手を付けたい。
フィルムの物もCD化してしまうつもり、さらに一部はフォトブック化するつもりでいる。
少し余裕のある今、お金で解決できるなら、お金で処理してしまいたいところだが、さすがに思い出はお金で整理整頓できない。そうなると自分の時間を使い、地道な整理整頓を続けるしかない。
完成は今年度中と伸ばし、さらに今年度予算としては合わせて10万円とした。思い出の値段としては安いと感じるかそれとも高いと感じるか。これは人それぞれで本当の思い出は自分の中にあると考えることもできるだろう。
フォトブック作り関しては、旅行を主とする。そのほかに作るときは年度ブックとして、一年に一冊に限定。
容量と自己管理能力を見極める事
詰め込みすぎた物を減らし、自分の管理できる量と管理方法を考えなおすこと。
自己管理ができない物を持つことはやめて、ある物で代用する方法を考える。他にはレンタルや、その時限りで購入する。その払いに納得できなければ買うのをやめる。
高齢になればなるほど判断能力は落ちる。これが理解できていないとそれまでに増えた物は減らすことはできないし、減らそうにも体力も落ちて身動きできなくなる。この事を理解しておく。
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