老親と過ごす正月。新年早々にドライブ

日々是好日
DariuszSankowski / Pixabay

 

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

昨夜は、除夜の鐘をききながら、年越しそばを食べてから寝た老親。明けた朝は9時を過ぎて起きてきました。平素より我が家の老親は、年寄りだと言うのに朝は遅い!

新年

寝正月の老親、9時過ぎに起きてきて、そこから正月膳をお供えするために母はその準備をして朝食を食べていました。静かな正月に半日もたたないのに(朝起きてから3時間しかたっていないのに)することのない父は「退屈」だと言い出す。

天気が良いのでドライブに誘う

家にばかりこもっているのはよくないと、(年末で正月の準備をしていただけだから)ももじろうがドライブに誘うと乗り気になる父。母も連れだして4人でドライブをすることに。

行くのを渋っていた母も車の中の暖かさに満足して、二人とも景色を観ながらおしゃべり。うるさいぞ!とも思うが楽しんでいるのがわかる。

 

ももじろうが広告で見つけたバーゲンに行く

歩くのが苦手な母を店内の椅子に座らせて、最初はジルが父のシャツ選びに付き合い。(派手好き)その後ももじろうと交代してお勧めのパンツを選びに行く。

防寒対策、どこのズボンが暖かいか?

母とはワゴンに積まれた靴下選びを楽んだ。父もズボンの試着を済ませ裾直しをしてもらう。こうして「もももじろう推薦のズボンを購入」してご機嫌。

買い物好きの父は欲しいものが手に入り大喜び。支払いは、自分のこずかいかと思ったら、母に払わせていた。母曰く年末に「自分の服を買ったからいいの」

帰宅すると、おしゃれの好きな父はファッションショーを始めた。

ドライブで分かる母の経済感覚-ガソリンの価格に反応する母

ドライブ中の話、ももじろうは平素よりガソリン代金を負担しているから、ガソリンの価格は常にチェックしている。時々今日は高いだの、下がってきただの聞くことはあるが値段の把握はしていないジル。

ももじろうが、「このスタンドのガソリンは134円だから安い」と言うと。それにすぐさま反応したのが母。「134円なら安い。会員カードが必要なのでは?」とまで言う。

「お母さんはガソリンの価格を把握しているの」と聞くと「把握している。安いからここで入れようと言う」それを聞いて驚いた。

二人して顔を合わせ、ももじろうが「長者はだから」とつぶやく。笑いが込み上げる。

3時間ほどのドライブ

ももじろうは気の利く人だし段取りのできる人でもあり、優しいので母の歩く距離が最短になるように玄関で車に乗せ、店の前で母をおろす。ジルは座るところを探すし待つだけの母に退屈させないように気を使う。そんなドライブを老親は楽しんでくれたようだ。

これは老親へのお年玉。ということにしておこう。