これは物を使いきる覚悟と根性の物語である。
物を捨てられない両親のストックされた各種袋
それはここから始まった。
実家でビニール袋を探していて、その中にこんな小さな袋(サイズナンバー6)を見つけた。野菜を販売していた時の残り物のようだ。
ビニール袋は各種ありそれを引き出し一つにまとめたのは7年前。大量のストックがあったが、ずいぶん消費して(注:我が家が)実家のストックも減ってきた。
ストックを使わずにスーパーから袋を持ち帰る父親を諭しながらだから、消耗するのがどれだけ大変であったか。経験ある人には分って頂けるであろう。無念と怒りの複雑な心境。
それでも年月を経てストックは順調に減ってきたのだった。そうして残りはこうした中途半端な大きさの袋であった。仕方がないこれを使おう。と持ち帰ってきた。
残り物になっていた小さい袋の行先はいずこ
このサイズだと洗面所のゴミの袋にしかできない。そう考えて洗面所のゴミ入れに設置してみたのだが、ゴミ箱より袋が小さくて長いためにゴミを入れづらい。あきらめて袋を捨てると方法もあるのだけど、一応持ち帰ってものだし、あきらめきれない。今さらだが持ってきたことを後悔してしまう。
小さい袋はやはり使いづらい。そこを何んとか。
使い始めたものの、使いづらい。廃棄と言う最終手段を考えてしまう自分を諌めながらどうすれば使い切れるか?考えていた。出した結論が袋に合わせて器をカスタマイズしてみてはどうだろう?
そこでPPバンドでゴミ箱を作って見ることにしたのだが、、、。新たな試練が立ちはだかる。
PPバンドと格闘する妻見守る夫が一言
サイズを測って作ったつもりが、少し大きくて、袋が落ちてしまう。
蓋まで作ったのに。
こうしてPPバンドのゴミ箱作りに何度も修正を掛け格闘する妻に対して、
ももじろう曰く。「根性だね」
妻曰く。「物を使い切ることを考えるとこうなる」
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素晴らしい出来映えと言いたい
そして袋ぴったりのごみ箱ができた。
大きさはこのサイズ。ペットボトルより少し小さい。
ちなみに歯ブラシ立てではないので勘違いなさらぬよう。
制作時間と使用期間
製作時間は計4時間。カスタマメイドのゴミ箱。こんなことに時間を掛けてしまう。だから他の時間が無くなると反省しつつ、自己満足の今夜。
さてこれを作った甲斐はあるのだろうか
こうしてPPバンドのゴミ箱ができた。PPバンドのごみ箱を使う期間を計算してみよう。
袋は100枚あるから消耗するのにこれから二年。
この期間ならゴミ箱作成に掛けた4時間は思い出になるだろう。
めだたしめでたし。
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12月この慌ただしい月。乗り越えるには
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