ももじろうです。
いつもジルがお世話になっております。世帯主で主夫のパートナーです。
「老後を豊かにシリーズ」ささやかでも豊かな暮らし
小さなイタリアの村という番組
小さなイタリアの村と言う、イタリアの(もちろん、生まれて初めて聞く名前の)田舎の村に住む人々を紹介する番組をジルと2人で観ています。提供は近頃良い話題の無い東芝ですがこの番組のスポンサーだけは降りない/番組は止めないでと思っている小さい時からの“東芝ファンクラブ”の私です。先日少し年上の人と二人の馴染みの居酒屋で飲んだ時、偶然にこの番組をその方の家でも我が家同様、奥様と旦那様が2人で観ていることが判り盛り上がりました。
L’APPUNTAMENTO (逢いびき)
日曜日午前10時(こちらは再放送)と土曜日午後6時にORNELLA VANONI(オルネラ・ヴァノーニ)の歌う L’APPUNTAMENTO (逢いびき)の音楽が流れ、番組が始まります。
歌われている大意は以下の通り;
私はいままで何度も過ちを犯してきた。それは分かっている。
今日もあなたのことで過ちを犯そうとしているのも、ほぼ確実なこと。
でももう一度だけ、私の人生を変えられるなら・・・
このおかしな逢引きに同意したのは、クレイジーだった! 私のそばを通り過ぎていく人々のなかで、悲しさを感じる。
でもあなたに再会する懐かしさは、涙より強い。
この日差しが私の顔に、希望のしるしを灯してくれる。 遠くに突然、あなたが姿を現すのを待っている。
あなた、早く来て、我慢できない。
もし来ないなら、私は生きた心地がしない。
私は存在しないのも同然。 天気が変わってきた。雨が降っている。でも私は待っている。
世間がどう考えるかなんて、どうでもいいこと。
ここを立ち去りたくない。自分の胸に聞いてみるけど、なにも感じない。
わたしはただ、群集のなかに埋もれた、“希望の残りかす”のよう。
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市井の彼らの人生観/哲学が実に深い
私がこの番組が好きなのは、番組で紹介される市井の人々(多くの場合、家が貧しく若い時に一度は他国に移民や出稼ぎに出た経験あり)が語る彼らの人生観/哲学が実に深いこと、如何にして彼ら自身、自らの人生の限界の見極め/あきらめ/納得/悟りを開いたのだろうと思わせるその洞察に脱帽、キリスト教?の良い部分だけを持って人生を生きてきた感じがします、「豊かに生きるには」を、教えられます。もう一つ、製造業/建築/土木等の肉体労働で使う道具が実に洗練されていること。道具を見ただけで憧れる私です。
40年以上前、イタリア政府は経済破綻しているのに公務員は優雅にその権利を享受して有給以外に無断欠席しても給与は減らされず、ゼネラル・ストライキをして要求をのませたり、したい放題してしわ寄せは庶民に来ていると言われていました、小さなイタリアの村で紹介された学校の先生(公務員)は、教える教科の時間だけ給料が払われる(大学の非常勤講師みたいな)ので、空いている時間にはアルバイトしないと食べなれないと言うこと、これは昨年イタリア・シエナのパリオを10年ぶりに観戦した後訪れた、塔の街サンジャミアーノの市役所に貼って有った、公務員の勤務表でも同じ内容の時間給勤務があり、解説してくれたガイドさん曰く、『公務員は今、大変なのだ!』だそうです。
ヴァザーリの回廊ツアー アーモイタリア特典:日本人ガイド付き
本日遅れた情報ですが、パリオの切符の手に入れ方でもご紹介した、宮本さんのページもあるイタリア旅行ガイドの王様、アーモのページで以下のページを発見しました。
ヴァザーリの回廊ツアー アーモイタリア特典:日本人ガイド付き
現在、ヴァザーリの回廊は『閉鎖』しております 2016年10月に再開したヴァザーリの回廊ですが、2016年11月30日をもって期間限定公開が終了しました。安全対策のため1年半~2年は工事のため閉鎖するようです。 現在はヴァザーリの回廊には誰も入ることができません。当ツアーも一時中断しております。入館が再開しましたら、本ページにて告知いたします。
2016年12月1日 アーモイタリア
昨年予約していたのが回廊内高温で中止とガイドの小泉真紀さんから連絡受けたのでした。
2016年7月11日付けでウフィッツィ美術館館長より通達が出され、急遽2016年7月12日よりヴァザーリの回廊が閉鎖されることになりました。連日の猛暑により回廊内の気温が基準値より上回り、消防署の監査により『危険』という判断がなされ即閉鎖となりました。これは当方のツアーだけでなく、すべての入館がキャンセルで今日からは誰も入ることができないということです。
再開についても現時点では未定です。 ツアーお申し込みのお客様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、お支払頂いたお申し込み金は全額返金致しますので、私の方まで振込先をご連絡いただけますでしょうか。
来年の黄金週間にジルと2人で、ヴァザーリ回廊と、チーズ買い出しと、ビフテキ食べにフィレンツエに行こうかと考え始めた所で、神様に『待った!』をかけられた気分です。
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