この頃公共トイレもほとんどが自動化されている。大勢の人が蛇口を触らないこと、これは衛生的には好ましい。
最新の全自動トイレ
最新のトイレだといずれのスイッチも触らなくて済むので便利なのだがその環境に馴染んでしまうと、古いシステムのトイレで流し忘れかもと悩むことになる。
古いシステムは、自宅のトイレのように手動のシステムだろう。不思議な物で、家にいると忘れず流すトイレも、外のトイレだと、後であのトイレはどこまで自動だっただろう。「流したかしら」と思い出し心配してしまうこともある。自動の環境なのか、手動の環境なのか。こんがらがってしまう時があるのだ。それなにそのことに気が付くのはそこを離れ、しばらくした後で、ふと思いだして流したかしらと思い出す。
そんなことってない?と友人聞いてみると、皆そんな経験をしているようす。中にはたびたびあるのよ。と安心させてくれる人もいる。
トイレから感染が広まることもある
そういえば北海道旅行でホテルのトイレに、体調を崩したか方がトイレを利用した場合、フロントに連絡してほしいという紙が置いてあった。確かに汚物だけでなく、吐しゃ物の管理がきちんとできないとそこから感染が広まることもある。その場合は早急に感染拡大防止の消毒がしたいのだろう。ホテルのトイレは確かに綺麗だった。そのトイレから見える景色も最高だった。
張り紙ではなく、遠慮して置いてあるその紙を読みながら不快感よりも衛生管理に気を使うホテルであることを知って安心感が増した一文だったことを思い出した。
もしトイレ・洗面のリフォームをするなら
新しいシステムのトイレだと、自動でトイレの蓋が開き、用を足すと流れ、蓋が締まる。水道の蛇口も手をさしだせば、水が流れ、洗剤が噴き出す。水も一定量で止まる。温風が吹きだしエアドライで濡れた手を乾かす。こうして蛇口を触らなくていいことは衛生的に考えても好ましいと思ってきた。チャンスがあればこうしたトイレ・洗面所にリフォームしたいと考えてきた。
自動洗面台の手洗いは問題が見えてきた
新しいトイレの自動システムは便利だと思う。
デパートの洗面台で気が付いたことがある。どの洗面台も排水が悪くて水が流れない。どうして排水が悪いのか気になっていた。
水の流れが自動で制限されているので排水量が少ない。すなわち余分な水が流れない、そうすると、水量が少ないため、パイプの中で詰りができてしまうようだ。
これから考えると、自動水洗の手洗いを設置する時は、パイプを定期的に掃除する必要性がある。マンションなどの共同住宅では排水設備のクリーンアップが半年に一度ある。その作業を思い出してみても。台所の排水とお風呂、洗濯機の排水のパイプを洗浄しているシーンしか覚えがない。考えてみると洗面台のパイプは掃除してもらったことはない。今度は洗面台の排水パイプもお願してみよう。
商業ビルでもこのような排水管のクリーンアップは実施されているのだろうが、自宅同様洗面台は実施されていないだろう。洗面台の数も多い上に、パイプも細いから圧縮空気を送ることのデメリットがあるのかも知れない。そのせいで排水が詰まり気味の洗面台が多いのだ。
家庭内で自動水洗の洗面台を付ける場合は、定期的に大量の水を流す日を設定しないと詰りが出てくる。そんなことに気が付いたので、節水のためには自動節水は有効だが、水の量が少ないことでパイプの詰りというリスクができる。そんなことを考えている。
この事は今後のリフォームの時の参考にしておくことにしよう。
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