日帰り手術をして、加入している保険会社に給付金請求した。
保険会社の給付金支払いは、請求から数日で振り込みがあり、入金を確認した今、支払いの速さに驚いている。
保険会社は支払いを渋る。という昔の印象とは大違いだった。昔とは変化しているのだと実感した。
過去に保険請求を渋られた経験がある
それは傷害保険だったのだが、支払いを渋る保険会社と数か月にわたり対立したことがあった。
保険会社は支払わない理由を述べるばかりで、契約内容と違う事を正論で反論しても、あれこれ理由を付けて支払いはしないと言うばかりだった。
最終的に渋る理由を書いてもらい、支払いをしない理由書として残すことにした。
同じように保険給付の支払いを渋る保険会社に訴えを起こす人が増え、行政より契約通りに支払いをするようにと言う指導が入った。
その結果これまで支払われなかった給付金についても過去にさかのぼり支払されることになった。
そんなニュースを観て、該当していることを保険会社に伝えると過去に渋って支払われなかった保険金が、あっさりと振り込まれた。
その時に、保険会社が支払いを操作していたことに対して、侘びがあったかどうかも覚えていないのだが、保険会社の見解を文書で受け取っておいてよかったと思ったことは覚えている。
実際はそんな文書がなくても保険会社の方から連絡があり、未払い金の支払いはされていたようだ。
この支払いがあった時に、あれだけ支払わない理由を述べていたのに、なんだったの?と思ったことを改めて思い出すと、保険会社に対する不信感が再燃してくる。こうして自分の中で保険会社に対する不信感は払しょくされていないのだが、契約は今も続いているのだった。
老年期の保険は貯蓄か?安心か?で検討
保険は検討する時期があると考えている。
一人の時、結婚した時、子供ができた時、マイホーム購入時、退職する時。検討する時期に検討をしていないと掛け過ぎたり掛け足りなかったりすることになる。
退職前に加入している保険の整理整頓はしておきたい。しかし何を基準として検討していたのかというと、保険は貯蓄か?安心か?で考えていた。
ひとつは長年かけてきた養老保険、掛け年数が浅いうちに保険給付金を受け取ったことで、いざという時の安心のための保険と貯蓄のための保険があると知ったこと。
保険には安心だけでなく、上手に掛けると貯蓄になる。と教えて貰うきっかけになった商品もある。これは老年期の貯蓄になる。
現在はここがメインだと考えている県民共済
今回の県民共済の保険給付金請求で分かったことは、手術等の保険点数により支給の判断になるということ。
掛けている金額も安価だから、これはいざという時の老年期の安心と考えよう。老年期も払えるうちは払う。
医療保険は年度毎の掛け捨て、三大疾病にて保険金が倍増する。老後に備えてあると安心感は増すことは間違いがない。働いている間は生活費にもゆとりがあるので継続して、仕事を辞めたら解約と考えている。これは壮年期の安心のための保険と考えよう。
自分なりの暮らしが成り立つ基準と優先順位
健康維持と早期発見と早期治療そんなことを目指す老後があってもいいだろう。
老年期、限度のある資金でこれまで以上に増やしたい科目が何処になるのか。考えてみた。老後を前向きに生きるための費用は増やしたい。今の楽しみに資金を使いたい。しかしどこかを減らさないと収支はあわなくなる。
もしもの不安については優先順位は下げてもいいだろう。そんな思いがまとまってきた。
老後資金は限られているから、漠然とした不安よりも老年期の健康を維持増進する事に使いたい。医療保険と対比するものは健康維持資金となり、老年期の健康維持費用はそなえのための保険より優先順位をあげたい。健康管理と維持が出来たら保険給付を受ける確率は減る。と考えた。
老後暮らしをシンプルに考えてみる
限りある生活費の中でどこを増やしどこを削るか。そんな優先順位を考え、自分なりの老後の暮らしを想像してみる。
できない夢を見るのではなくて、できる方法を模索する。これも老後暮らしの考え方の訓練のように思う。
老年期は公的健康保険
実際は、年を重ねるごとに病気率は上がり給付金受給率も上がることは間違いがない。ズルズルと延長してしまいそうだが、解約のタイミングを外さないようにしたい。
こうして医療保険は解約して公的健康保険で満足していく。そんな老後暮らしの計画を立てている。
それが可能かどうかは、老後資金を基準に検討するつもりだ。老後資金が溜まっていないなら、いざという時の資金の代わりになるように安心を確保しておくことを考えてみる。
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