物価高で生活がより苦しくなった! と感じる年金生活者は、 税金・保険料が減らせる医療費控除の確定申告を行うべし! 20240213

先達ブログ

ももじろうです。いつもジルがお世話になっております。

物価高で生活がより苦しくなった! と感じる年金生活者は、

税金・保険料が減らせる医療費控除の確定申告を行うべし! 20240213

 

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物の値段が半端なく上がっている

 

この頃、お店に行くとモノの値段が大いに上がっています。

値上げして売れなくなるのが怖い!と言う呪縛より解き放たれた感じで、

(収入が決まっている)年金生活者には大変困ったことです。

 

値上がり幅が大きすぎて、その値段では買えない人が増えている事も

事実としてあります。(先日のアメリカ国内ニュースでも同様報道有)

大幅賃上げの恩恵にあずかれない人が、世界中に一定量居ます。

売る側は賃上げ含む原価から適切な売価を提示するのでしょうが、ソレを

買える/買えない人、の中でも買えない人が増えている様な気がします。

 

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年金200万円貰っても手取りは177万円

 

男性の場合、年金受給額で最も多いのは年間「200~300万円」(42.2%)

この時の東京都在住70歳独身男性の手取額が右端。

出典:年金「200万円」を受給すると手取りは「約177万円」!「100~300万円」までの手取りをわかりやすく解説 | その他年金 | ファイナンシャルフィールド (financial-field.com)

試算は“基礎控除”と“社会保険料控除”以外の控除は適用していない場合。

公的年金

年間合計額

税金

所得税10%

住民税10%

社会保険料

国民健康保険料と介護保険料

手取額
200万円 約4万5000円 約18万5000円 約177万円
250万円 約11万円 約24万5000円 約214万5000円
300万円 約18万円 約29万円 約253万円

年齢によって公的年金等控除額が変わるため、その点は各自ご注意を!

 

一般的に適用されることが多い控除は以下のとおりですが、適用される

控除は人によって異なります。

上記表では「基礎控除」と「社会保険料控除」だけを控除していますし、

独身でない方は既に「配偶者控除」「扶養控除」「生命保険料控除」等は

使われていると思います。

変動するのは「医療費控除」と、もしも有れば「寄付金控除」のはずです。

生活が苦しくて「寄付金控除」は無いと言うかたでも「医療費控除」は

できたら使いたいのが今日の記事の目的です。

  • 基礎控除
  • 社会保険料控除
  • 配偶者(特別)控除
  • 扶養控除
  • 生命保険料控除
  • 医療費控除
  • 寄付金控除

 

 

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確定申告する目的、住民税と保険料の減額

 

確定申告で社会保険料や住民税の減免も決まる! [確定申告] All About

確定申告/確定申告の基礎知識

執筆者:大沼 恵美子 更新日:2022年01月19日

確定申告で社会保険料や住民税の減免も決まる!

確定申告は、所得税の申告納付や還付申告をするためのもの。

いえ、それだけではありません。

国民年金保険料や国民健康保険税、介護保険料、住民税などの算出や

軽減・免除のためにも必要なのです。

確定申告で確定した合計所得金額は、住民税や国民健康保険税などの

算出の基になるだけでなく、さまざまな軽減措置の判定基準にもなります。

 

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医療費控除には、本人分だけでなく同一生計の家族分も含められる

 

医療費控除するには、「1年間に支払った医療費が10万円を超える」必要有

別居の親の医療費(公共の通院費含む)も家計を負担している場合は、

本人の公共交通通院費と同様に医療費控除の金額に合算できます。

これらの全ての合計が10万円以上なら医療費控除できます。

 

もしも、上記表70歳年間医療費の総合計が20万円なら

医療費控除=20万円-10万円で、医療費控除は10万円になります

医療費控除で戻る所得税の目安は、10万円×10%=1万円となります。

加えて、医療費控除で、申告すれば住民税も安くなり

住民税の税率は一律10%なので、翌年の住民税が1万円が安くなります。

ここまでで、所得税、(翌年支払いの)住民税と合わせて2万円の節税。

 

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住民税と社会保険料をこれ位払っています

 

なんで年金に税金かかるんだよ!「年金月16万円・65歳元サラリーマン」の怒りに、年金機構の回答(THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン)) – Yahoo!ニュース

では、

男性が65歳・元サラリーマンだとして、平均的な年金額月16万円を手に

しているとして、年金受取額は年200万8,656円の場合。

簡易的計算で、それぞれの年額は

所得税は1万2,400円、

住民税は3万4,800円、

社会保険料が18万円ほどと、報告しています。

 

所得税より住民税や社会保険料が多いのに驚かれたかもしれませんが

だからこそなお更に、住民税や保険料を下げる意味があるのです。

 

より、一層の減額を行うために2019年にご案内した

がありますが、この手は周到な準備がいるので、今年の確定申告には

間に合いません。これから定年退職を迎える人は大いに参考にして下さい。

 

おまけ:

英語で確定申告はTax clearance タックス・クリアランス

又はTax Returnタックス・リターン

アメリカ確定申告の締切日は、「毎年4月15日」していないとペナルティ

を受ける。アメリカでは確定申告は義務なので、、。