アッ!と驚くSLIM逆立月面着陸 +下弦の月迄と極寒の月の夜  20240201

先達ブログ

ももじろうです。いつもジルがお世話になっております。

アッ!と驚くSLIM逆立月面着陸 +下弦の月迄と極寒の月の夜  20240201

 

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世界で5番目の月面着陸成功

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SLIMの目的

SLIMは、具体的には以下の二つの目的を達成することで、

将来の月惑星探査に貢献することを目指しています。

・小型の探査機によって、月への高精度着陸技術の実証を目指す。

従来より軽量な月面探査機を実現し、月惑星探査の高頻度化に貢献する。

プロジェクト名 総開発費(当初) 総開発費(令和5年1月時点) 打上げ年度
小型月着陸実証機(SLIM) 180億円 149億円 (2023年度)令和5年度

SLIMは1月20日午前0時20分ごろ、月の表側で、赤道よりやや南の

「神酒(みき)の海」にあるSHIOLI(しおり)クレーター付近に着陸

いつもハラハラさせてくれる日本の低予算+小型人工衛星(はやぶさ、かぐや、

あかつき、はやぶさ2)同様にSLIM総重量は、約700kg(推進剤込み)

今回は、着陸に成功した(と思われる)ので60点と言う

ギリギリ合格点と言う記者会見で、素人には???の内容。

 

情報を探し回ると、月の様に(地球の6分の1だが)重量がある場合には

はやぶさ(地球に近接する軌道の地球近傍小惑星:イトカワ)、

はやぶさ2(地球近傍小惑星:リュウグウ)

の様な小さく重力がない小天体に比べて、極めて着陸が難しい。とのこと。

 

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狙った地点の百メートル以内が目標!

加えて、今回最大のミッションである、狙った地点の100m以内?

(これまでの露米中印各国のソレは、10キロ以内)

へのピンポイント着陸を成功させるため、

1番:斜面でも降りられる特殊な構造の5本足

2番:あえて、斜面にたおれ込むように着地する

1969年7月20日にアポロ11号が月面着陸に成功した時の傾斜は3.5度

月面探査機を操縦していたアームストロング船長とオルドリンが平坦な

着陸地点を見つけ出した結果。この為に月面地図を約100枚持参した。

着陸地点の座標は北緯 0.6875度、東経23. 42916666度

SLIM着陸地点の座標は南緯13.3160度、東経25.2510度

だったのですが、着陸予定の50m上空をホバリング中に異常発生により

メインエンジン1基が失われた、残った1基のみでは月重力と同等の推力

しか発生することができず、降下を完全に制御することは困難となった。

なんとか着陸モードに移行し、その過程の高度約5m付近で今回の目的2番

目の小型月面探査機(プローブと呼ばれる)LEV-1及びLEV-2(SORA-Q)を

放出した。

250gの軽量ながら大役をはたしたトミーのおもちゃが発祥元のSORA-Q

このSORA-Qが撮ったSLIMが撮った画像が

我々を驚かす。逆立ちのSLIMだった。

 

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太陽光パネルに陽が当たり運用再開したが、じきに月の夜が来る

普通の事ではあるが、カメが(太陽光発電パネル)甲羅を上にして太陽を

浴びる甲羅干しではなく、(甲羅が西向きで)逆立ちした状態になったため

発電できず電源ロスしていた。

2月1日までに電源が回復する見込みがあるとも説明されていた

1月20日未明月面着陸した月探査機「SLIM(スリム)」について、

JAXAは運用が再開したと発表。

 

着陸後に太陽電池による発電が確認できず、22日から電源が切られていた。

JAXAは、28日夜に「SLIMとの通信を確立することに成功し、運用を再開」

したと発表。

ただしJAXAは、SLIMがいつまで月面で活動するのか、明言していない。

月面は約2週間ごとに昼と夜が繰り返される。

JAXAは以前、SLIMは月面の夜に耐えられる設計にはなっていないと説明。

1月20日にSLIMが着陸するのは20日の月齢が8.5 で月の赤道から

少し右下の場所に太陽が当たって3日目、そこから2月1日位までが

太陽パネルが発電できる期間だったのでこの12日間を月面探査期間と

したのだろうとももじは推測(妄想)、結果は1週間の運用日がロス。

 

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西側から陽があたり、運転が自動回復したわけ

2024年1月の月齢カレンダー(月の出・月の入り、潮汐) |便利ジャパン (benri.jp)

1月18日上弦、1月26日満月、2月3日下弦

 

月は原則的にはいつも同じ顔(面)を地球に向けている

【正確には、秤動 (ひょうどう、libration)少し左右や上下に振れている、

このため、地球上からは月の全表面のうち約59%を観測できる

ウイリアム・ギルバート、トマス・ハリオット、ガリレオ・ガリオ

ミハエル・ラングレーン、ジョバンニ・リッチョリーニ

ヨハネス・ヘヴェリウス、ロバート・フック、ジョバァンニ・カッシーニ

ヨーハン・マイヤー、ヴィルヘルム・ベーア、ヨハン・メードラー

等の人々が秤動する月面図を作成するために多くの仕事をした。

出典: 地図を作った人々 ジョン・ノーブル・ウィルフォード著 絶版中】

 

下図の右方向からくる太陽の光を受ける月は、地球に対して影と日なたの

増減劇(新月⇒上弦⇒満月⇒下弦)を毎月(29.5日)で見せてくれる。

太陽パネルが地球から月を見て右(東側)で左(西側)を向いているため

赤▲で示した(月面での)西に向いているSLIMの太陽パネルは

2月3日の”下弦の月”前には着陸地点辺りが日陰に入ってしまい、

発電が出来なくなる。だから、休眠状態へ。

 

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お休みSLIM

SLIMが15日間の夜(寒冷)に耐え、2月17・18日に蘇生することを

期待しましょう。月の赤道付近で昼は約110度 、夜は約-170度。

 

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ブライアン褒めてあげてよ!

New York Times は、今回の着陸記事で(発電パネルが西向いたために)

運用期間が短くなった事等を伝えましたが、最後に過去60年間に各国が送った

月探査衛星が月面への墜落、腹打ちでの崩壊、そしてハードランディングしたと

その位置が描かれた月写真と共に紹介しています。

Racing to Land, or Crash, on the Moon

Six decades of crashes, belly flops and hard landings on the lunar surface.

 

ブライアン・メイ氏は今回のSLIMの着陸についてなにもコメントを

発表していないようです。BBCが詳細な報道を続けているし、もちろん

彼自身も情報を取ってはいると思いますが、、、。

 

ブライアン褒めてあげてよ!

君の発言は影響力があるのだから、、、。

Give them a compliment! Brian! a little bit Subtlety Success of this time!

Your words are influential.