ももじろう「ファド酒場とポルトガル英雄アマリア・ロドリゲス」への思い

聖地サンティアゴ&ポルトガル周遊旅行

写真はアマリアのことを教えてくれたレコード店主マリア・ホアロ

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ポルトガルの英雄、10人のうちの一人 ファド歌手 アマリア・ロドリゲス

ポルトガルの各都市とサンティアゴに行くツアーの新聞広告を見た時に「ファド酒場」行けると思いました。もちろん最大の決断要因は、カミーノのサンティアゴでしたが・・。

我が家のCD棚には、1987年発売の「ベスト・オブ・アマリア・ロドリゲス」東芝EMIが有り、54年フランス映画「過去を持つ愛情」で一躍世界的に(日本にも)知られた彼女の「暗いはしけ」「孤独」そして日本ではアメリカ経由で紹介された為?「ポルトガルの四月」として知られるコインブラ・ファドの代表曲「コインブラ」「暗き宿命」「アルファーマ」等などを聞いて。彼女独特のしわがれ声が誘うファドの世界に浸っておりました。

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この頃は、音楽はダウンロードするのが主流

この頃は、音楽はダウンロードするのが主流と取りつつありますが、若かりし頃は、なけなしの小遣いを叩いて買う高い(\2,000から\3,000しましたね!レコードが高いのか?小遣いが少ないのかはこの際脇に置いてください。)レコード(又はCD)。その中にある曲目の解説や和訳された歌詞の内容を読むことも、そのレコード・ジャケットの出来から始まり、最後に曲を堪能するまでの重要な手順でした。
ダウンロードではその序章が味わえないまま即本番で感激の盛り上がり度が足りません。

アマリヤのCDには、今年2016年には81歳になられた濱田滋郎氏(音楽評論家、スペイン文化研究科)による解説と同氏、並びに西川牧子、早川清至、橋本千恵子、横山泰二、高橋将美の各氏と訳者不明で対訳が載せてあります。彼女が3度目の来日をこなした後に出たCDですが、今聞いても色あせることなくしみじみとたゆたう世界に浸れます。