旅に出るなら夜の飛行機
ももじろうです。
いつも妻がお世話になっております。世帯主で主夫のパートナーです。今年(2016年)65歳定年を迎えました。一時期家で音楽鑑賞三昧でしたが、秋口から近所に小遣い稼ぎのパートに出ましたので“これが本当のパートナー”と言う塩梅です。
そんな日々を過ごしながら、先日スペインの巡礼地サンティアゴとポルトガルを巡るツアーにドバイ経由のエミレーツ航空で行って来ました。飛行機に乗っている時間が長かった。
旅の目的
1番はパリから1,600Kmサン・ジャン・ピエ・ド・ポール(フラン ス側最後の町)から800Kmのカミーノ(巡礼路)目的地サンティ アゴ・コンポステーラを観ること 2番がユーラシア大陸西の端ロカ岬に立つこと 3番は「ファド酒場」へ行き、本場でファドを聞くこと 4番:リスボンで、例の可愛い市電に乗る 5番:我が家の赤ゲット欧州旅行定番のチーズを買って持ち帰る
どれもこと無く終了し無事帰国しました。帰国翌日から、使ったら稼がなくてはとパートを再開しています。
一番良かったファド酒場
一番良かったのは、ツアーに含まれた物でなく、ホテルのコンシェルジェに予約を入れてもらった、ポルトとリスボンのファド酒場でした。
日本出発前にネットで見つけた“Casa do Fado ファドの部屋 -list2”、経由でポルトとリスボンの幾つかの、ファド酒場に予約メールを送りました。返事が来たのはポルトのO FadoとリスボンのAdega Machado の2つでした。
ファドについて、日本での紹介
ファドについて日本ではどんな風に紹介されているのかと、我が家のタンス部屋のドアストッパーとして20年以上活躍中の新村 出編「広辞苑」第三版を広げてみました。シャンソン、カンツオーネ、ボサノバは出典があってもファドは出ていません。辞書も古いですから仕方がないことです。
西の端の小さな国 ポルトガル
ポルトガル全盛期、ブラジル等を発見した大航海時代は遠い昔の話。74年に終わった独裁時代も40年過ぎ、今のポルトガルのGDPは日本なら4位の神奈川県より小さく5位の埼玉県よりは大きいと言う国です。日本で使用のコルクの3分の2がポルトガルから来ているほかには、ワインとタングステン鉱石の輸入位が有るくらいで、ピレーネを越えた西の端の小さな国のことは、ちょうど“東の端の国”が西の国の人々に知られていないと同じように知られていません。ましてやファドは・・・。
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