73歳、インカトレッキングとマチュピチュの旅【5】ペルーレイルで帰る 20241012

ペルー、インカトレッキングとマチュピチュの旅

ももじろうです。いつもジルがお世話になっております。

73歳、インカトレッキングとマチュピチュの旅 【5】ペルーレイルで帰る 20241012

 

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ももじには充分豪華だった、ペルーレイルのビスタドームで旅情満喫

 

マチュピチュ村(プエブロ)【旧アグアスカリエンテス】から、ペルーレイル

同線3クラスの真ん中、天井に窓があるビスタドームでクスコに帰りました。

最上クラスの豪華列車ハイラム・ビンガムは、ペルーレイルが民営化され

オリエンタルエクスプレスに経営権が移った時にそうしたのか判りませんが

超豪華(お値段も豪華)です。今は別の会社に経営権が移ったそうです。

詳しくお知りになりたい方はこちらの、ペルーレイルHP(英語)で!

Hiram Bingham Train | Luxury Train to Machu Picchu Cusco (perurail.com)

Vistadome | Train to Machu Picchu | Panoramic view | PeruRail

 

正式には、クスコそのものでなく途中のオリャンタイタンボ駅から

車でクスコへ戻りました。(クスコのポロイ駅は市内からタクシーで30分

遠くて使いにくく+市内サンペドロ駅=市場の隣は便が極めて少ない)

 

野内与吉が1948年から初代村長を務めたマチュピチュ村【旧アグアス

カリエンテス】の地図がこちら

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ツーリストインフォーメイションで『地図下さい!』とお願いしたら、『ありません!』と一言で断られました。

上の地図の緑の矢印方向を撮った(2024年9月)、コロナで観光がほぼ停止

したので2023年初めまでは死んでいたそうですが、昨年から盛り返し、

今年は大繁盛!

 

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20世紀後半に出来た新?マチュピチュプエブロ駅から帰りの列車は出ます。

ホテルのド真ん前が既に駅でした。

元々の駅でない、歩いてマチュピチュ(又は村)へ来る、次駅(そして終点)

水力発電所Hidroeléctricaへ行く線路(一応ホームの様にレール面と25cm位の

段差がある)そのものでお客を降ろすのを今もやっています。チンチンと警笛を

鳴らしながら来て、御客を降ろします。初めて見た時は驚きが一杯でした。

こちらは正式な駅。パスポートと2次元コードの乗車券を提示して各列車別に

乗車します(列車間の移動は出来ません)

走り始めると、スピードは出しませんと車内案内がありました。

 

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“SNACKS FOR YOU”

 

暫く走ると“SNACKS FOR YOU” と言う無料のスナックとお茶類の

サービスが始まりました。断る事も出来ますが、もちろんももじは

“無料”であることを確認してから、有難く箱入りスナックとコカ茶を

頂きました。

ウルバンバ川の渓谷をのんびり走ります。

キヌアのスナックやチコバー

コカ茶キャンディも入っていました。日本まで持ち帰るとお縄に。

時々、単線でのすれ違い部分有。

マチュピチュ同様に、段々畑で農作物を作っています。

 

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これが本命のサービス SAQRA QUECHUA Dunce

 

伝説の鬼の面をかぶった踊り子さんに扮した車掌さん達。

正式にはSAQRA QUECHUA Dunce と言います。

(サクラは、ペルーのクスコ地方の高地にある伝統的な踊りです。

ダンサーは動物の姿に扮します。この伝統舞踊は、19世紀後半にクスコの

パウカルタンボ県で生まれ、「カルメンの聖母」としても知られるいわゆる

「ママチャカルメン」の神聖な絵画に触発され出来ました)

1人で踊るだけでなく、お客さんを誘って一緒に踊ります。今回3人が踊りました。

屋根の上には灌木の葉と青空が見え、、、。

ウルバンバ川は進行方向逆の画面左から右へ流れていきます。

これでも乾季の終わりの水量。雨期になったら一体どれだけの水量が、、、。

サクラダンスが終わってから、暫くして列車が停止しました。

どうしたんだろうと思っていると、、、。

車掌さん達がモデルの、車内ファッションショーが先ほどのサクラダンスとは

違う曲を流しながら始まりました。

全て、高級アルパカが素材だそうで、ももじは高いんだろうなと思っただけ

でしたが、ジルに言わせると日本だと大体2.5倍から3倍だそうで、更に高い!

スナックくれた男性車掌さんもモデルします。

対岸の川沿いの一本道を歩く人が見えました。

いろいろ、着替えて見せてくれます。

このセーターはなかなか良かったのですが、、、。

この(赤いセーターの)人は、触って確認したがる人でした。

このショールまでで約9分間、ファッションショーはおわりました。

音楽も含め良かったです。

 

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オリャンタイタンボ駅の一つ前で又暫く停車しました

 

その時、その村の子供が列車に来て、我々に配られたスナックの残りを貰って

行きました。サクラの踊りやファッションショーを見て、旅情を満喫していた

ももじでしたが、ペルーの田舎の現状を垣間見て、少し気持が冷えました。

2023年一人当たりの名目GDP(USドル)ランキング

6位   アメリカ        81,632.25

19位  ドイツ           52,726.97

23位  イギリス       49,098.98

25位  フランス        46,000.80

28位  イタリア       38,325.84

32位  日本             33,805.94

33位  韓国               33,192.05

34位  スペイン       33,071.35

61位  チリ              16,815.78

65位  アルゼンチン   14,024.24

67位  メキシコ        13,641.61

72位  中国               12,513.87

80位  ブラジル       10,642.44

87位  ペルー           7,932.91

 

 

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漸くオリャンタイタンボ駅に到着

 

タンボとは宿の事だそうです。

3分の2が降りましたが、残りのお客を乗せて、汽車は出てゆく、、、。

 

良かった!私1人を待っていてくれたクスコから来た運転手さんに遭遇。

漢字の名前が書かれた待ち札を見た時は思わすホッと安堵しました。

日本に帰り、マチュピチュ村からのペルーレイルの帰り便の動画を見せたジル

他から『ペルーに行きたくなった』との感想を貰いました。

 

キャッチの写真は、マチュピチュ村で見かけた“薪屋”さん。プロパンもあるけど

まだ、薪を使っている家・レストラン?が有るんだと私自身妙に感心しました。