ももじろうです。いつもジルがお世話になっております。
73歳、ペルー、インカ・トレッキングとマチュピチュの旅【1】旅の総括 20240919
その歳で無謀だ!と言われても、行きたかったので、行った!
若い時から、運動神経に自信が無く、汗をかくのが嫌いだったので、読書や音楽を聴くのが趣味でした。そんな私が、スペイン・サンティアゴ巡礼旅(1日平均20Km歩く)に興味を持って以来、どの様に達成するか(ルートがいろいろ)を考え続けていました。
以前に、ご案内の通り、2016年11月にポルトガルとスペイン・サンティアゴを周るツアーがあって、終点サンティアゴ大聖堂へは、ポルトガルからのバス旅で達成して
巡礼者の印の貝殻も購入済。
2023年初め頃から、元気だった体のそこかしこに老化の予兆が現れ始めて、
彼岸に一歩近づいた感を感じました。23年は、それでも週2回のバイトを入れて
いたのだが延長に次ぐ延長で24年を迎えてしまった。それを無理やり終えて行ったのが3月のエジプト旅行。
ピラミッド(内部も見物)やスフィンクス、ツタンカーメンの黄金のマスクなど
結論は来て見てよかった!に尽きる内容でした。そして、待つ必要と時間がない!
73歳がインカ・トレッキング歩いた総括・結論
ガイド氏と30代の若い仲間4人に助けられながら、ようやくマチュピチュを
望む太陽門(インティプンク)にたどり着けた時の感慨はやってみてよかった!
に尽きました。これで、サンティアゴ巡礼にも行けると自信が湧きました。
太陽門からマチュピチュを望む、下のいろは坂はマチュピチュ村へのシャトルバス路
インカ・トレッキングは、ネットで見かけた旅行会社の広告から
インカ道を歩くというので舐めてかかって行ったら、それはもう!大変でした!
何が大変と言っても、「道」とは言っても、私の基準では「道に近い」それでした。
凸凹道、段差の大きい階段+階段の段面が均一でなく鋭利な角もつ岩等、等。
2,500m~4,200mの高地で、酸素が足らない中、急こう配、急な下り坂・階段を
行くのはとても大変で、大げさに言えば、2~30m行って、腰降ろして息継ぎ。
軍事上整備された他インカ道と違い、王族の神事の為の45Kmが(その不便さ故)当時の姿そのままに今残っているのが、3泊4日のインカ・トレッキング。
始点ピスカクチョからマチュピチュ迄、毎朝5時位から夕方まで多い日は10時間以上歩きました。時間がかかったのは私の「道に近い」ソレを歩くスピードが遅いから。
82Km地点ピスカクチョからでなく、104Km地点チャチャタンボまで電車で行き
3泊4日コースの3泊目のウイニャワイナで1泊、又は早朝104Km出発しそのまま
歩き通して午後過ぎてマチュピチュ着のお手軽インカ・トレッキングもあります。
当然その日は、マチュピチュ観光は出来ず、34人乗りのシャトルバスで一旦麓の
マチュピチュ・プエブロ(村)=旧名アグアスカリエンテスで1泊して翌日観光。
トレッキング開始したらすぐ足がつった
9時15分過ぎに歩き始めて、1時間半後には両ふくらはぎと両ももが“つり”ました。
痛む足を何とかだましだましして、ようやくたどり着いたハトウンチャカで待って
いたガイド氏から、水を飲む量が足らないとアドバイス在りそれまで持っていた水
1ℓボトル残りを全部飲み、食事をして高山病予防のコカ茶もいっぱい飲みました。
そこで、ガイドから“ももじ背負いの荷物”をポータに任せる提案
ガイド氏から提案「このままでは、トレッキングを続けるのは無理、荷物が詰まっている大リュックサックから今必要な物だけ出して、(それらを入れる小リックを用意するので)それだけで行けば、この数時間の様に汗をかくこともなく行けると思う。
(汗をいっぱいかく分、飲んだ水が筋肉に水分がいきわたらなくなって、あなたは足がつっている)大リュックサックはポーターにこれから最終日朝まで担いでもらうので、それは別途追加料金で処理させてくれ。」とトレッキング責任者としての判断あり。
一も二もなく、快諾承知しました。高山病でトレッキングを途中退場する人がいると聞いておりましたが、もともと“おばか”の私は、高山病の気配は少しもなくて、水分不足と筋肉が過度に疲労し、足つりが発生したのでした。
着替えから何から何までで、10Kg以上あった背負い荷物が、カメラと水とお菓子等で2Kg程度に激減。水ボトルを購入し、皆に遅れながら(山登り・階段登り&下りに不十分な筋力とバランス感覚の衰えのせい)夜のキャンプ地ワイヤバンバへヨタヨタと向かいました。遅れる事約20分。既に着いていた4人が拍手で私を迎えてくれました。私の大リュックは私(1人)のテントに入れてありました。
初日の昼の昼食場所以降、昼の食事場所、夜のキャンプ地で常に遅れて到着する私を30代4人が拍手で迎えてくれるのが、常となりました。皆様ご迷惑おかけしました。
ガイド氏の“荷物”をポータに任せる提案と危険が高い箇所ではガイド氏の手助け(なければ転んで怪我していた)のおかげでインカトレッキング踏破
Best Thanks Mr.Percy!!
話が飛びますが、この現地ツアーは英語・スペイン語だけで開催され、
足がつるを英語ではa cramp (痙攣(けいれん))と言います。
資料:歳を取りバランス感覚が落ちることについては、こちらの資料ご覧あれ
高齢者におけるバランス能力と下肢筋力との関連性について
─性差・年齢・老研式活動能力指標別での検討─
73歳、ペルー、インカ・トレッキングとマチュピチュの旅【2】旅の準備
こうご期待!!
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