ももじろうです。いつもジルがお世話になっております。
世帯主で主夫のパートナーです。
塩野七海は買い取れません ももじろうの致仕風靡 20230422
買取業者のアポ電話担当は一気にしゃべる
事の始まりは、ある日チコちゃんに叱られそうな感じでぼーっと
していたら、(固定)電話が鳴りました。
出てみると、40歳以上の感じで早口で喋る女性が『お宅には、
売っていただける本がありませんか?当方は“本”でも“家電”でも
何でも買取する会社です』と一気加勢に口上を述べました。
彼女は塩野七海を知らなかった
ももじ『有りますけど、幾ら位で買っていただけるかわからないと
こちらとしても話の進めようがないですよね!』
女性『どんな本ですか?』
ももじ『塩野七海、判りますか?』
女性『私は、わかりません』
ももじ『塩野七海、ローマ人の物語全15巻、綺麗な帯付きなら
幾らか教えて頂けるのなら、金額によっては考えます』
ここで一旦電話終わり。
20分後、同じ女性が再び電話してきて、
女性『今うちの買取担当者がお宅の区の近くを周っているので
是非一度、本を見せて頂きたい』
ももじ「いいですよ、我が家の詳しい住所は・・・・」
女性『2~30分で伺いますので宜しくお願いします』
買取担当者は写真に撮って会社に送った
30分後、若いネクタイ+スーツ姿の男性が来訪。
玄関に出しておいた塩野七海作品が詰まった、ひと箱の中から
塩野七海、ローマ人の物語全15巻を各巻スマホで写真に撮り
表紙だけでなく、底面の写真も撮ったのが印象的でした
(そうか!こうやって痛みの程度などを視るのだなと納得)
テレホンカード未使用500円×2枚が・・。
写真を会社に送り査定人の回答を待ちましたが、ももじの外出
予定時間になりその時は終了。何かほかに無いですか?のお尋ねさ
れたので、彼が言ったアイテム中の“テレホンカード”を出して来て
値段を聞いたところ、未使用500円分×2枚(千円分)を
なんと!“2枚で100円”で買ってくれるとのことでしたが、
ダメですとお断りしました。もしもスマホが使えない場合に
テレホンカードが使える公衆電話が有ったら使うかも知れません。But
10年間位使ってないので、彼の言う『使わないでしょ』も半分正しい。
残念ですが、塩野七海は買い取れません!
ここまでの事はある日の正午近くの事でした。外出して帰宅したら、彼から
固定電話に電話が有り。『残念ですが、塩野七海は買い取れません!』と
最初の写真は“みっひ”さんと言う人が9,000円でメルカリに出した、
塩野七海、ローマ人の物語全15巻です。
これ以上の価格の人も以下の価格の人も出ています。
Ⅰ ローマは一日にして成らず
Ⅱ ハンニバル戦記
Ⅲ 勝者の混迷
Ⅳ ユリウス・カエサル ルビコン以前
Ⅴ ユリウス・カエサル ルビコン以後
Ⅵ パクス・ロマーナ
Ⅶ 悪名高き皇帝たち
Ⅷ 危機と克服
Ⅸ 賢帝の世紀
Ⅹ すべての道はローマに通ず
Ⅺ 終わりの始まり
Ⅻ 迷走する帝国
XIII 最後の努力
XIV キリストの勝利
XV ローマ世界の終焉
ローマ亡き後の地中海世界 上・下2巻を一緒にする人もあります。
塩野七海作品でももじ所有には次のようなのもあります。
十字軍物語 全3巻
皇帝フリードリッヒ二世の生涯上下巻2冊
ギリシャ人の物語 全3巻
新聞を取らない家庭が増えているのは承知しておりました。
月に一度の、新聞紙などを出す日に分譲マンションの我が家の棟で
たった2軒だけが縛って出しています。他1軒が週2の燃える生ごみに
混ぜて出しているのを知っておりますが、何か言える間柄ではなくて
ご時世だからしょうがないと思っています。
塩野七海さんが買取してもらえないのもご時世(社会の変化)です。
遠藤周作も買い取れません!
同じく、ご時世だから塩野七海も現時点で非常に少ない一部以外
愛読者が無いのでしょうね! 同じことを、5年ほど前に遠藤周作で
知りました。古本屋買取業者に今回の様に買取値段を聞いたのですが
遠藤周作は買い取れません!でチョン。日本もこれで終わりと思いました。
非常に個人的意見ですが、私としては遠藤さんが生きている時に
沈黙でノーベル文学賞が貰えたら大変うれしかったのですが・・。
インスタントコーヒーの宣伝していた狐狸庵先生も好きでした。
あっそうそう!私の塩野七海をどうするかお尋ねの貴兄、図書館に寄付
するか、メルカリで売るか、もう少し読み返してから決めようと思います。
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