英語が話せる様になるには ももじろうの致仕風靡 20230219

致仕風靡(ちしふうび)

ももじろうです。いつもジルがお世話になっております。

世帯主で主夫のパートナーです。

英語が話せる様になるには ももじろうの致仕風靡 20230219

 

スポンサーリンク

間違って嗤(わら)われることを恐れない!

 

我が家では、日曜朝10時からはBS日テレの“ちいさな

イタリアの村”ですが、9時は、NHK BS3の街録(がいろく)に決まっています。

2023年2月19日のソレは私には特に見ごたえのあるものでした。

 

独学で日本語取得した、アフリカ系アメリカ人の女子大学生が、彼女の

日本語習得の過程でおこした、まちがってピンチ×、お笑い◎になった

事を流暢な日本語で話していました。インタビューの中でも起こりました。

 

まずその前に、インタビューをお願いするディレクターがカメラの

映してないところで見せている書き物の文字「人生のピンチ」

を瞬間理解する読解力で、『お主、できるな!』と感じました。

 

  • アメリカでの中学生時代、日本のアニメにはまった

特に好きだったのはOne Piece。

  • アニメの中のセリフを覚え、鏡に向かって映っている自分に

アニメで話されているのを真似て(声を出して)話しかける。

ことをやっていた。

  • 日本にホームステイ(今回2度目)して暮らしている時に

発音が正確でない為等で、いろいろな赤面する場面を経験したが

風鈴 ⇒ 不倫

ブッダ ⇒ ブタ

坂本冬美 の「ブッダのように私は死んだ」を「ブタのように死んだ」と

紹介しその場で“唄った”。後でブタでなくブッダと判明。

 

嗤(わら)われる事を恐れては、外国語は習得できない。

 

スポンサーリンク

赤ちゃんは間違いながら言葉を覚える

 

彼女も言っていましたが、日本人は間違いったら恥ずかしいと

言葉に出さないか、他の人に話してもらう。これではいつになっても

英語が話せない(中学~高校、時に大学でも延々習ったのに)。

 

 

スポンサーリンク

アメリカ軍の外国語習得集中プログラム

 

アメリカ軍は第二次大戦の初期1941年当時から作戦上日本語を使い

こなせる人材が必要だと、各諜報機関・大学とともに人材を育てる学校を

作った。後に、将来の占領政策においてより多くの人数が必要になると

判断しその規模と学習方法を洗練していった。

陸軍が日系2世を主に採用したのに比べ、海軍は日本で暮らしたことの

ある白人などを徴用した対比があるが、以外はすべて日本語習得集中

プログラムの卒業生。

そのプログラムは、たしか90日間“日本語漬けで英語は一切話せない”

と言う、スパルタ式。この習得ノウハウを元に戦後日本で販売されたのが

Intensive Course in English 所謂 ICE の(当時)語学テープ教材。

上記ICE英語集中学習では、米人の話すスピードそのままを自ら復唱

する事が求められる。テープから流れる米人の文章を複数回復唱する

ことで、舌が一つの英文(Sentenceセンテンス)をよどみなく滑らかに

話せるまで繰り返す。と言う物でした。

これって最初にお話しした、女子大学生の日本語セリフを鏡に映る自分に

アニメの画面を生き写して喋るのと同じ(効果)です。

これで、話し言葉での言葉のつながり⇒発音される音の現実性が増し

相手に通じる話し言葉になる。

I need your help  ×アイ・ニード・ユアー・ヘルプ

イニージルプ

 

外国語は、

多くの人と話して (機会あるごとに話す、必要なくても喋る)

時に間違って (嗤(わら)われたり、相手を怒らせたり、不快にさせながら)も

訂正して自分の物にする。

 

以下は参考資料です。

二世通訳・翻訳官 : 第二次世界大戦中軍事情報機関における日系アメリカ人の服務

Nisei Linguists: Japanese Americans in the Military Intelligence Service during World War II (cia.gov)