65歳 老後資金について今後の方針を決めた

老後資金計画

老後資金を準備することについて、40代から考えてきた。その時に感じたことを整理しながら、貯まるシステムを考え、実行し検証して、最後は運用までしてみた。

65歳になり、老後資金について今後の方針を考えている。

総合口座は振込されるものに使い、普通口座は引き落とされるものに使い分けると便利だという。これを参考に老後の資金の活用方法を考えている。今回そのために、新しく口座を作ったので過去の経緯含めて検証してみた。

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老後の口座管理で考えたこと

①生活費として年金を入れる口座(共同) 主として食費・インフラ関係カード有

②自分の年金を振り込む口座(個人専用口座)

③老後資金口座(運用)20年       その他カード有

④老後資金口座(補填用)1年分 今回作った新口座

これまでは、口座管理ができていたのだろうか?

結論としては、できていたという事になる。

口座もなんとなくそういう組み合わせになっていたのか?それともそうなるように考えていたのか?いずれにしても口座の利用方法と言う点では優等生だった。

そんな口座管理ができていたからお金が貯まる家計になったともいえるし、そういう口座管理ができればたまるようになる。ともいえなくはない。

上を見ればきりがない話だが準備だけは整った。

暮らしの中でお金を貯めておくことの必要性について理解していたのは、母の影響が大きいだろう。母はとにかく使わないことで貯めていた。どこまでも質素で倹約。それなのに父に言われると、ごっそり渡してしまう。働いているのはお父さんだから。と言ってしまえる。そんな母との違いは、ある時点でお金を働かせることを考えたことだと思う。

貯蓄に関しては40歳代が一番不安を感じていた

40代に考えていた貯蓄の目標を思い出してみると、住宅ローンが終わるときに購入のため頭金として出した金額まで貯金を貯める事だった。

それができた理由は、毎月の生活費の削減に集中して、月の支払を減額、その分を天引きとして溜めるという流れを考えたこと。

人の話は聞きためて、自分流にカスタマイズする

今考えると賃金が高い40代当時だからできた事なのだが、賞与のたびに各種保険料を前納していた。

これはその当時に同僚になった社員さんからの教えで、賢い人が考えることは違う。と感銘を受け、そこで自分の家計の中でできることを探してみた結果だ。

運命はそれぞれ、チャンスもたくさんある。そのチャンスのタイミングを逃さないこと。これが違いを生むそんな体験になっている。

それ以来お金に関して教えてくれる方の話を聞いたり読んだりすることが苦痛ではなくなった。情報についてもは、今使えるものも使えない物も、とりあえずは箪笥に整理しておく。必要に応じてどの引き出しを開けるかを決めるのは自分だと考えるようになった。

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老後の不安に酔わないように

老後の暮らしへの考え方が大きく変わったのもこの頃、何から手を付ければいいのか?漠然とした不安に追いかけられていた。

その不安は将来に対しての不安で、病気になったら、老後になったらという想定を考えて苦しんでいることに気が付いた。不安に酔っていると思う時があり、そこで今を生きることにした。

いろいろ考えてもあるものでしか生活はできない。気持ちの断舎離ができて楽になった。

整理整頓は今、必要な事から

老後の貯蓄ができるようになり、気持ちが落ち着くと、今必要なことが耳に入るようになる。身近な人が1億貯めたという話を聞き、それが投資だというのでさっそく始めた。初めは少額だったが、利益が出てもそれは使わない。とだけ決めていた。

今回は銀行でアドバイスを受け、それはいい時もありわるいときもあったが、自己判断の重要さを教えてもらったように思う。それまでに少し勉強していたからそれが役に立つことを実感した。

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老後資金のために前を向いて行動してみる事

投資を始めた時の目標は、不安に感じていた老後資金(目標1千万)を作ること。何もしないで不安に押しつぶされていくことは人生の中で望んでいたことではないし、そんなもんさ。こんなもんのなの?と開き直るだけの度胸もない。それなら行動してみようと前に進むことを決めた。

通帳を並べて、お金の出入りを整理してみると流れが分かる。貯蓄するポイントを見つけそこで溜める方法を見つける。毎月空になる通帳(財布がわり)と貯蓄する通帳分ける事。を基本に考えてきた。

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老後を豊かに暮らすことが老後資金を作る理由

老後資金の目的は老後を豊かに暮らすために、年に1回ぐらい二人で海外旅行を楽しみたい。しかも料金が安くなるシーズンにできたら長期で滞在できるよう。という欲張りな目標にした。老後の今、ももじろうは「それはビジネスクラスで行くの?」という。

残念ながら、ジルはそこまでの資産運用・財産構築の器量はありませんでした。

それでも老後の楽しみの幅は広がったし、ささやかな資金に満足している。それ以外の老後生活費は、年金で賄うことが前提だから、これからの日々の暮らしもつつましい。

老後のための投資資金口座は投資のない口座になる

老後資金口座としてこれまで投資資金に使ってきた口座があるが、ももじろうが退職となってから組み合わせを変えた。

これまでは投資資金だけとしてきたが、徐々に解約して現在は定期貯金と投資金額の組み合わせ、それぞれの金額が半分になるようにしている。

投資は老後資金を貯めるためだった。ここで投資に励み老後資金をつくった。地道にコツコツは投資の基本だと思うが、ある程度の資金がないと思ったほどの利益は得られないというのが実感になる。

損失については、若い時ならその分を多く働くことで穴埋めできる。しかし高齢になってからの損失は取り返しができない。年金生活になればこれまでのように運用資金としてお金に働いてもらうつもりはない。という事を決めている。

老後資金に求めることは、年金と同様安定した消費資金になることだと考えているからでそこはしっかりと線を引く。

今後の投資資金は残高に応じて、1/4になるように毎年配分を変えていく。ももじろうが70歳になった時から使い始める予定。豊かな老後、お楽しみ資金として年間に使う金額を振り込む、そのため専用口座を今回作った。

これは純粋に老後を楽しむことに使う。使い切るお金と考えている。