65歳 再就職先が決まり取らぬ狸の皮算用

老後暮らしのヒント
Unsplash / Pixabay

退職してひと月半、9月中旬になった。再就職が決まった。

一次面接だけで採用が決まった

一次面接に行くと言っていたその日、手ごたえがあったと言い。一週間後の通知を待つことになった。そして一週間後採用されたという。「二次面接はないの?」と聞くと「会社が採用だと言っているのだからこれで終わりでしょう」という。そんなあっさりと決まるのかと疑心暗鬼。

採用の決め手は前職の経験が活かせること。だったらしい。暇なときは休んでいいと言われたとうれしそうに言う。「時給のパートタイマーで7時間だけど社会保険にも加入できる」とうれしそうに話しているのに、途中で「時給だから年休が発生しない限り、休んだ分だけ給料は減る」と言ってしまった。でも言いながらホッしていた。それでもいいではないか。ももじろうは「そうか」と休めば賃金が減ることに気が付いて寂しそうだ。

働く期間は5年を予定

5年間を目標に働くと言う。ありがたいことに時給も目標の1,000円を大幅に超えている。7時間労働で交通費はないが通勤距離も近いから問題はなさそうだ。一年契約だが再契約の可能性も有。65歳であることを考えると最高の就職先を見つけたようだ。退職してひと月半、こんな短時間で自分が希望する先に再就職が決まりなによりだ。

老齢年金はどうなるのと聞いてきた。雇用契約条件的には厚生年金は加入するだろう。年金と賃金を合わせた金額が48万以下なら老齢年金は停止にはならない。

「でも厚生年金は給与から引かれるのだよね」というから、引かれないのは「雇用保険だけ」と説明した。

「これから厚生年金を掛けると年金の金額が増えるのだよね」とも聞いてきた。「確かに増えるけれど増える金額はわずかだから期待しないで、掛けている年金の金額も掛ける期間も短いから」と説明した。

任意継続健康保険の資格喪失

「任意継続した健康保険を就職したと言う理由で喪失すると、就職した月以降の振込み前納分が返済される」と伝えた。

うれしそうに「明日電話してみる」という。「住民税は前の会社でまとめて払ったからひかれないし、介護保険料は年金から源泉されるし、年内は自分で振り込むだった・・・」何を計算しているの?と聞いてみると手取りの金額と答えた。

そう、そんな計算をしていたのですか。計算を済ませたら「3日分は社会保険料のために働く計算になる」と言う。

「そうなるね」といいつつ「就職できたのなら、5万円を生活費として出してくださいね」と強欲な意思表示をしてみた。

それも出してくれるらしい。太っ腹だ。これで毎月の生活費の赤字分を配偶者所得から出さなくて済む。来年6月以降は更に4日分ほどの給与が住民税として引かれることになるのだが、今はそっとしておこう。