運転免許70歳以上の高齢者講習について

老後暮らしのヒント

免許更新センターで、講習を待っている間にも、ICカードの暗証番号を作ってこなかった高齢者の方に、作らないとダメでしょう。といいながら登録機前に誘導している係員をみて、自分の父親も同じように世話をしてもらっているのだろうと想像してしまった。

自分のことを棚に上げ、新しいことはなかなか覚えられないのだろうと思う。高齢者である父は今二年毎の運転免許の更新に行っている。70歳以上の方には高齢者講習というのがあることをご存じだろうか。

70歳以上の方については、高齢者講習

これは高齢者講習の義務化により、運転免許の更新期間修了日の年齢が70歳以上の方については、高齢者講習を受講していないと運転免許の更新及び期限切れの手続きができないからで、75歳以上の方はさらに予備講習検査(手数料650円、時間30分)も受けなくてはならない。運転免許の更新はがきと共に徐行対象者に講習の案内が公安委員会より郵送されており、案内のある自動車学校に一覧表から希望するところに申し込む。

車の運転ができないと生活が成り立たなくなる

父は自動車がないとどこにも出かけられないような限界集落に住んでいるから車の運転ができないと生活が成り立たなくなる。そんな状況を理解しているのかこの件に関しては、通知が来ると自分で自動車学校に予約を入れ講習に行く。

講習先ではいろいろ注意されていると想像している。講師という第三者に指導を受けるというのは受ける側の意識が違うようだ。運転時の注意点を家族が指摘すると素直に聞くことはなくて怒り出すこともあるのだが、講師に言われたことは素直に聞いていて注意されたことを言葉にしたりする。自動車学校の講師も生徒の扱いにこなれていて言葉使いも上手で、相手に分かるように説明してくれているのだと思う。この講習にかかる費用は75歳以上で5,200円。70-75歳の方は5,600円。この手続きが自分できる間はぼけていないと判断の一部にしている。

受講後自動車学校で交付される「高齢者講習終了証明書」を免許更新手続きの際に持参する。免許の更新手数料は2,500円。これが二年毎にある。父の免許更新費用は合計で7,700円だった。年金生活の二人は高いと言うのだがこれも老齢期の必要経費だろう。

家族として何ができるだろう

家族としては、免許更新の判断を公安が指導してくれるのはありがたいことだとおもっている。車の運転は田舎で暮らすためには必需品でそれがないとどこにも行けない。高齢者の交通事故が多いことは知っているつもりだが、自立のためには必需品と言う現実。田舎に出かける機会がある方は老人の運転する車の事故に巻き込まれないよう自分達も注意する必要があると思う。彼らはそこの生活者で自分達の時間でしか動くことしかできないからだ。

父が高齢者講習の自己管理ができることの他に、高齢者の家族として注意していることとして、帰省した時には必ず自家用車に傷がないかを確認している。ドライブレコーダーをつけることも検討している。