63歳の再雇用は定年退職までの準備期間だった

日々是好日

一足先にももじろうが65歳で退職となり、これから高齢期の人生が始まります。

この高齢期を何と呼ぶか、シニアライフ・セカンドライフ・年金生活・第三の人生・老年期。実にさまざまな表現がある。どれが自分達の暮らしに合う表現なのか思い悩んでいる最中です。

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再雇用制度は年金生活までの準備期間と考えてみる

少し前まで管理職クラスの定年後の再雇用率が低かったことを考えると、(もちろん年金の支給開始が遅れるくれることになったことからなのだけど)、継続雇用制度はありがたいものでした。これまでの定年退職者が定年という節目で社会から断ち切れられたような感じで終わりを迎えるのではなくて、緩やかに老後の生活にシフトさせることができた期間であったようにおもえたからです。

暮らしに実感のない男と暮らし方にこだわる女

配偶者としては、退職後のつつましい生活期間が来ることを想定し、これまで準備してきたつもりです。残念なことにすべてが計画通りに進んだわけでではありませんが暮らしが変わるという覚悟はしてきていました。

これからの老後生活を考えていた配偶者として悩んだことは、定年退職後の生活をどうしたいと考えているのか。という今後の話が出てきません。準備に余念のない配偶者と他人事な当事者という構図が出来ておりました。

これまでの暮らしを続けていくのが難しいことは分かっていているから、これからどんな暮らし方ができるのか。そのためにここまでの意見だけでも欲しいと思ってきました。

1.年人だけで暮らしていく

2.65歳以降も働く

3.やりたいことがある (今教えてほしい)

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会社の中で役割がかわる

ももじろうは63歳で定年退職し再雇用され、今までとは違う働き方になりました。サラリーマンで変化の少ない会社生活の中で考えると、雇用に期間契約がある。賃金が再雇用賃金となり下がる。部下が上司になり仕事がサポートになる。それは大きな変化です。幸いなことに第一線を外れるから時間できる、この変化を体験しながら自分の老後についてゆっくり考えをまとめて欲しいと思っていました。

再雇用の間のももじろうの変化

再雇用で賃金も下がり、仕事は後輩の指導となり出張も残業もない。これまでとは違い年次休暇も取れる。ももじろうに取ってこの再雇用の期間は、仕事からの離脱期間そして老後を考える時間になったようでした。これまでも何かと手伝ってくれる人でしたが、この2年これまで以上に家事に勤しんでいました。そして一つ一つの家事に磨きがかかっています。

この期間に老後の準備を始めたももじろう。気力も体力も笑いも忘れていないようで家族としては頼もしく感じていたところ、退職した後の生活時間の使い方を考え、再就職先を探すというのです。そう考えたものの、自分が思うような仕事が見つからないという、現実の厳しさも痛感しています。